■社会階層と集団形成の変容――集合行為と「物象化」のメカニズム
丹辺宣彦著
2006.1.15刊 544頁 A5判 6,500円(本体) ISBN4-88713-646-3
日本はじめ現在の先進諸国では、見かけ上の「豊かさ」とは裏腹に、成因を異にする多様な階層格差が深刻な社会問題群を生み出している。これらの格差と問題群に対し、経済的利害に傾斜した従来の階級論が説明能力を失っていることは既に明らかだ。変化する階層構造のなか個人はいかにして他者とむすびつくのか?またそうした集合性はどのように社会的威力を発揮しうるのか?マルクスとヴェーバーの物象化概念の裡に、これまで見落とされていた集団形成の論理を辿り、現代社会学の欠落に挑む力作。
内容:イントロダクション――階級論のパラドクス、第1部 マルクス階級論における集団形成と「物象化」(初期マルクスの階級把握と唯物論のプロブレマティーク、後期マルクスの社会理論と階級形成――労働価値説をめぐる転位とアポリア、マルクス派社会理論と社会学的インプリケーション)、第2部 ヴェーバー社会学と階層的集団形成(ヴェーバー社会学の方法論と意味解釈、「社会学の基礎概念」における社会関係と意味連関の実体化=物象化、「地位」概念と「階級」・「支配」――集団形成の重層的メカニズム ほか)、第3部 階層的集団形成・集合行為と物象化(集合行為と階層的集団形成――集団カテゴリーの物象性=象徴性をめぐって、階層的集団形成と象徴化/物象化――M.Douglasの「けがれ」と象徴作用をめぐって、物象的意味連関と集団形成 ほか)
■大学行政論 1
川本八郎、近森節子編
2006.1.30刊 206頁 A5判 2,300円(本体) ISBN4-88713-651-X
内容:第1章 「リーダーの条件」――歴史認識をとぎすませ、第2章 立命館ダイナミズムの秘密――長期計画による学園づくり、第3章 転換期にある教学システム――多様性と質の保証を志向する、第4章 立命館大学政策の特徴と今後の可能性――10万人入試を追求する、第5章 大学と進路・就職支援――大学教育が試される、第6章 産官学連携論――リエゾンオフィスの戦略、第7章 大学職員論――人事政策を軸として、第8章 教育と研究を支える財政政策――教学政策こそ財政政策
■比較教育学研究 32 公開シンポジウム報告 高等教育におけるグローバル化と市場化
日本比較教育学会紀要編集委員会編
2006.1.30刊 201頁 A5判 1,700円(本体) ISBN4-88713-650-1、ISSN0916-6785
内容:論文(ベルギーとオランダの学校におけるイスラーム教育の比較考察、中国における「民工子弟学校」の運営実態に関する研究――基本的人権としての教育機会の保障の観点から、ネパール・タライ地方の被抑圧者集団の教育問題――教育格差の実態と学習阻害・促進要因を探る、マサチューセッツ州におけるバイリンガル教育廃止運動の経緯と背景――州知事・州議会・州住民による廃止運動の政治的側面に関する研究、ドイツにおける通信簿記載事項の変容――「態度に関する評点」の再導入をめぐって)、大会報告 公開シンポジウム報告 高等教育におけるグローバル化と市場化(企画の趣旨および概要、高等教育におけるグローバル化と市場化――アメリカを中心として、欧州高等教育におけるグローバリゼーションと市場化、中国における高等教育市場化の模索、高等教育における市場化――国際比較からみた日本 ほか)、書評、文献紹介
■世界システムの新世紀――グローバル化とマレーシア
山田信行著
2006.3.15刊 305頁 A5判 3,600円(本体) ISBN4-88713-652-8
グローバル化がもたらす国際分業の変容の可能性、周辺社会の内部変動、周辺社会の一部が半周辺へ上昇することによる世界システム総体に現れる影響、3つの問題点を、聞き取り調査に基づき理論的・経験的に検討する。多国籍化を推進してきた日本企業と、その主要な進出先の1つであるマレーシアを事例とした考察。
内容:グローバル化はなにをもたらすのか、経済のグローバル化と国際分業の転換――NIDLからpost‐NIDLへ、多国籍企業の戦略動向――日本企業はなにをしているのか、周辺社会における情報化戦略と多国籍企業――MSC計画の現状と展望、半周辺化における国家――比較NIEs形成論の試み、エスニシティ関係と国家政策――「三者同盟」論再考、エスニシティとインフォーマル化――リンケージ形成における媒介、労使関係の変容と労働者の技能形成――連続性のなかの変化、半周辺化における移民労働者――その役割と意味、「ニュー・リッチ」形成からみる半周辺化――階級構成の動態と展望、post‐NIDLと世界システム――国際分業の変化はなにをもたらすのか
■居住福祉資源発見の旅――新しい福祉空間、懐かしい癒しの場 (居住福祉ブックレット 1)
早川和男著
2006.3.25刊 101頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-658-7
地域社会の中の一見、福祉とは無関係とみられる文化や施設などにも、高齢者の健康と生きがい、暮らしと福祉を支えているものが多数ある。本書ではこれを「居住福祉資源」と位置づけ、それを発見・評価し、その保全、再生、創造にとりくむ人々を現地に訪ねてみる。
内容:1 寺社(「おばあちゃんの原宿」とげ抜き地蔵――東京巣鴨、仏にかこまれたケア空間「くぎぬき地蔵」――京都西陣 ほか)、2 暮らしの中の居住福祉資源(懐かしさに癒される銭湯――京都「石川湯、泉涌寺湯」、人生をとりもどす住居――大阪・釜ケ崎「サポーティブハウス」 ほか)、3 公共・公益施設(無人駅に集う高齢者たち――鳥取県・八橋駅、ローカル線・路面電車の福祉機能――千葉県「いすみ鉄道」・広島電鉄他 ほか)、4 村と町を居住福祉空間にする(「ニュータウンの再生」――大阪府・千里ニュータウン、防災対策と日常の居住福祉政策にあり――「阪神大震災」の教訓 ほか)
■どこへ行く住宅政策――進む市場化、なくなる居住のセーフティネット (居住福祉ブックレット 2)
本間義人著
2006.3.25刊 77頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-659-5
内容:1 戦後住宅政策の終焉――なくなる居住のセーフティネット、2 戦後住宅政策の成立――まず住宅不足解消をめざし、3 戦後住宅政策の展開――一戸でも多くの戸数主義、4 戦後住宅政策の転換――高度成長、地価高騰のもとで、5 戦後住宅政策の崩壊――景気対策から市場化路線へ、6 住宅政策のゆくえ――居住福祉実現の一歩として
■漢字の語源にみる居住福祉の思想 (居住福祉ブックレット 3)
李桓著
2006.3.25刊 70頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-660-9
内容:序 なぜ「居住福祉」なのか(本書が明らかにしたいこと、東アジアの共通課題)、1 漢字の語源にみる居住福祉の思想(語源を捜し求める目的、「居」の成り立ちと意味、「宀」冠の付く家屋関係の漢字について、漢字語源からの啓示)、2 風水理論にみる居住福祉の思想(なぜ「風水」をみるのか、風水の究極の目的――「気」による人間と自然の結びつき、住居についての風水説の考え方と計画要点、居住環境の影響力と福祉力 ほか)、おわりに 「居住福祉社会」の構築へ向けて
■人間諸科学の形成と制度化――社会諸科学との比較研究
2006.3.30刊 249頁 A5判 3,800円(本体) ISBN4-88713-653-6
「人間科学」はなぜ生まれたのか?また「人文科学」「社会科学」等とそれとの関係および相違とは?――人間科学という名称の誕生と大学におけるその制度化の歴史を詳細に辿り、人間科学の特質を明らかにするとともに、自然科学また従来の社会科学と対峙する、今日におけるその在るべき使命、位相への展望を開く。
内容:第1部 社会科学と人間科学の関係(社会科学と人間科学の境界をめぐる議論、人類学 人間学 人間科学)、第2部 社会科学方法論の展開とその隘路(社会科学における客観性と価値判断、社会学におけるシステム理論の位置づけ:「科学」と「技術」の区別をめぐる論争)、第3部 社会科学と人間科学の制度(経済学の制度化、人間科学の制度論)、残された課題
■シュプランガー教育学の宗教思想的研究
山邊光宏著
2006.3.30刊 290頁 A5判 5,200円(本体) ISBN4-88713-667-6
内容:シュプランガー教育学における宗教と良心、第1部 シュプランガーの宗教思想(宗教基礎論、シュプランガー宗教思想における主観――客観問題、シュプランガーの宗教思想とドイツ観念論、シュプランガーの神秘主義 ほか)、第2部 良心教育への構想(シュプランガー教育思想における主観――客観問題、シュプランガーの道徳思想における主観――客観問題、シュプランガーの教育思想から見た良心論)、良心教育の可能性について、付論1 シュプランガーのソクラテス観――良心の覚醒を中心にして、付論2 老いと死の人間形成論的考察
■現代タイにおける仏教運動――タンマガーイ式瞑想とタイ社会の変容
矢野秀武著
2006.3.30刊 376頁 A5判 5,600円(本体) ISBN4-88713-668-4 日本宗教学会賞受賞!
正統派と異質の独自の瞑想実践、寄進の推進と聖護符等の販売、映像メディアを駆使した活発な宣伝活動等、経済発展下変容著しいタイ社会において、都市新中間層の若者・大学生を中心に急激に信徒数を伸ばしたタンマガーイ寺の活動の中に何を読むか。再三の現地取材、アンケート調査等を通じ、そのユニークな活動の来歴・思想・活動の全貌を解明した実証研究。
内容:課題と方法、第1部 近代初頭の宗教行政とタイ仏教:パークナーム寺の事例(タンマガーイ式瞑想と仏教制度改革、タンマガーイ式瞑想とその思想、パークナーム寺の活動――2つの脱地縁性と瞑想活動の低迷)、第2部 消費社会とタイ仏教:タンマガーイ寺の事例(タンマガーイ寺の概略――形成・組織・活動、タンマガーイ寺の形成――開拓の世代と組織拡大の世代、一般信徒の成員構成と信仰心の型――統計資料を中心に、儀礼と瞑想修行)、第3部 タイ仏教の変容と自己・社会関係の再構築(守護力の仏教――主流派と非主流派の伝統形成、寄進と共同性――聖地・仏像・マスメディア、瞑想・修養と消費社会、守護力信仰と瞑想実践の近代)
■現代ドイツ教育学の思惟構造
林忠幸著
2006.3.31刊 249頁 A5判 3,800円(本体) ISBN4-88713-662-5
精神科学的教育学の系譜・方法・現代的意義。自然科学的世界と異なる精神的世界の独自性を擁護し、精神科学の新たな方法論を追求したディルタイの営為を継承し、神学や哲学への隷属から訣別して教育学の自律性をめざす「精神科学的教育学」は、20世紀初頭以来、ドイツ教育学の大きな流れを形づくった。わが国にも大きな影響をもたらしたこの教育学的展開を、源流に遡り詳細に論究した労作。
内容:第1部 二〇世紀初頭ドイツ教育学の系譜と課題(生の哲学と教育学、フリッシュアイゼン=ケーラーにおける教育的関係論の成立、教育学の自律性とノールの教育学的立場、精神科学的教育学の潮流とシュプランガー)、第2部 二〇世紀初頭ドイツ教育学の方法問題(モイマンにおける実験教育学の方法論的前提、教育学における「経験」と「思弁」の問題、教育学における歴史と体系の問題)、第3部 付論(ペスタロッチの歴史哲学思想と教育の課題、ボルノウにおける「出会い」の教育学的構造、自己実現と自己超越の問題――教育学的自叙伝の試み)
■グローバル化する世界と法の課題――平和・人権・経済を手がかりに
編集委員:松井芳郎、木棚照一、薬師寺公夫、山形英郎
2006.3.31刊 604頁 A5判 8,200円(本体) ISBN4-88713-664-1
否応なしに進展するグローバル化の中、国際法は新たな対応を迫られるとともに、その果たすべき役割は、ますます重要性を加えつつある。経済、個人の国際的保護、国家責任等を焦点に、現在、世界と国際法が直面している諸課題を多角的かつ精細に論究した、アップ・トゥ・デイトな論考集。
内容:1 グローバル化する世界における国際法理論の再検討(国際法における「形式的法源」と「実質的法源」――イギリス国際法学における法源論、ウィーン条約法条約とTRIPS協定の解釈 ほか)、2 経済活動のグローバル化と法の対応(知的所有権におけるTRIPs協定の成立過程と内容的特徴――WTO成立までを中心に、EU強制執行制度の特質と「執行文」付与の法的意義――EC条約に基づいて ほか)、3 グローバル化する世界における個人の保護と責任(自由権規約個人通報手続における相対主義と普遍主義の法的攻防、欧州における人権保護システムの調整――欧州連合・共同体と欧州人権条約加入 ほか)、特別寄稿(ヴェルサイユ条約の賠償・経済条項と混合仲裁裁判所)、資料(山手治之先生略歴・主要著作目録)
■言説分析の可能性――社会学的方法の迷宮から (シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造 5)
佐藤俊樹、友枝敏雄編
2006.3.31刊 256頁 四六判 2,000円(本体) ISBN4-88713-654-4
言説分析とは何か?社会学との関係は?その意義と方法をめぐって錯綜した論議が沸騰するなか、メディア論や知識社会学、計量分析、構築主義等との異同を解き明かし、社会科学の新たな武器としての可能性を追求する。現代のアクチュアリティに迫るシリーズ第3弾。
内容:序章 閾のありか――言説分析と「実証性」、第1章 言説分析とその困難(改訂版)――全体性/全域性の現在的位相をめぐって、第2章 フーコーとマクルーハンの夢を遮断する――フリードリッヒ・キットラーの言説分析、第3章 メディアが編む国家・世界そして男性――サッカーゲームの言説分析、第4章 空白の正義――「他者」をめぐる政治と倫理の不/可能性について、第5章 構築主義と言説分析、第6章 知識社会学と言説分析、第7章 言説分析と実証主義、終章 言説分析と社会学
■新潟水俣病問題――加害と被害の社会学 新版
飯島伸子、舩橋晴俊編著
2006.4.1刊 333頁 A5判 3,800円(本体) ISBN4-88713-663-3
企業・行政の責任回避・不徹底をはじめ、加害と被害を連鎖的に拡大したメカニズムを社会科学的調査に基づき剔抉し、大量の未認定患者の存在をクローズアップした前版(1999年刊)に、その後の新たな問題展開――特に、多くの未認定患者を水俣病と認め、かつ行政の加害責任を明確に判示した最高裁判決や、新潟水俣病の教訓を伝えるための「ふれあい館(新潟水俣病資料館)」建設の経緯などを増補し、本問題の全貌を包含した最新版。
内容:第1章 新潟水俣病問題の歴史と概要、第2章 加害過程の特質――企業・行政の対応と加害の連鎖的・派生的加重、第3章 被害者潜在化のメカニズム――集団検診の受診と認定申請をめぐる困難の分析、第4章 水俣病差別とニセ患者差別――未認定患者への差別と認定制度の介在、第5章 家族による被害の経験、第6章 阿賀野川流域における生活世界の変容、第7章 職業に関連する損失および被害の総体、第8章 未認定患者の長期放置と「最終解決」の問題点、補論1 新潟水俣病の教訓化をめぐる動きと残された課題、補論2 水俣病関西訴訟の最高裁判決とその含意
■ベーシック条約集 2006年版
編集代表:松井芳郎、編集委員:田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹、浅田正彦、桐山孝信、小畑郁2006.4.1刊 1249頁 四六判 2,600円(本体) ISBN4-88713-656-0
激動する国際関係の理解に役立つ最新版。全1280頁、284件、17章。前版より17件増。大きな活字で読みやすい学習至便の最新2006年版。各章冒頭には、収録文書の相互位置づけと章テーマの包括的理解に最適な「本章の構成」を収録。新条約・法令と共に、割愛されていた規範的国際文書も含め、17件を新規収録。日本国憲法全文収録をはじめ、有事関連法規等、関連国内法も多数収録。巻末17章の国際法年表は目次機能を新たに追加。また選択条項受諾宣言分類表、PKO一覧、ICJ判決・勧告的意見一覧等も最新情報に改訂。
内容:国際機構、国家、個人、条約、海洋、空域、国際化地域、環境、国際経済、外交機関、国際犯罪、紛争の平和的解決、安全保障、軍備の規制、武力紛争、平和の回復、国際法関係資料
■大学行政論 2
川本八郎、伊藤昇編
2006.4.1刊 215頁 A5判 2,300円(本体) ISBN4-88713-666-8
内容:第1章 教育・研究の国際戦略とアジア交流――アジア太平洋地域のハブ大学をめざして、第2章 初等中等教育と高等教育――その有機的連携、第3章 エクステンションセンターと大学教育――プロフェッショナル人材の育成、第4章 立命館スポーツの到達点――アメリカンフットボール部・パンサーズの軌跡、第5章 校友会の組織化――社会的ネットワークの構築、第6章 寄付政策から教育研究ネットワーク政策へ――立命館寄付政策「プロジェクト60」、第7章 立命館アジア太平洋大学――本格的な国際大学の誕生、第8章 「大学コンソーシアム京都」の実験――全国初の大学と地域の連携事業、第9章 学園の改革を支えるクレオテック――会社設立から今日まで、終章 「大学行政学」の構築をめざして――あとがきにかえて
■社会政策研究 6 特集 社会保障改革のホットイシュー
『社会政策研究』編集委員会編
2006.4.15刊 282頁 A5判 2,600円(本体) ISBN4-88713-673-0、ISSN1346-0552
内容:特集 社会保障改革のホットイシュー(公的年金改革の類型と2004年年金改革による制度のゆくえ、日本の医療制度改革の現状と展望、生活保護改革における稼働能力活用要件の検討、教育行政に関する国と地方の財政負担、介護保険制度の見直しで問われたこと、障害保健福祉政策、公共サービス分野における労働環境の間接的規制)、自由論文、書評
■新ツーリズム学原論――自由時間社会の豊かさの質とは
ツーリズム学会編集委員会編
2006.4.15刊 302頁 A5判 2,600円(本体) ISBN4-88713-669-2
「自由時間」が生の中核をなす新たな社会の実現をめざし、多角的、具体的に切り拓くツーリズムの新地平。
内容:ツーリズムとツーリズム研究の諸前提、第1部 ツーリズム研究の新地平(LOHAS社会の実現を目指して――「自由時間政策」の新たな展開、観光誘因と観光資源の地域的特性と普遍的価値、『観光立国論』を読む、観光動因と充足感・不満感の相関性)、第2部 ツーリズムの新しい動向とイメージの変容(ツーリズムと宗教――スペインの修道院宿泊事例を中心に、観光開発が少数民族観光村に与える影響について、学生の目でインバウンドを見る、ツーリズムと対外イメージの変容)、第3部 ツーリズムを演出する(地方空港の役割と今後の展望――地方の時代を航空需要から考察する、北東アジアの観光の可能性――その下部構造、基本構造、上部構造、「焦作現象」――中国の新しい観光開発)、第4部 持続可能なツーリズム(ツーリズムと環境保護(1)――英国ナショナル・トラストのワーキングホリデーを通して、ツーリズムと環境保護(2)――和歌山県・天神崎ナショナル・トラストを通して、水辺景観の再生と保全――バンコクにおける水と暮らしの関係からの分析)、資料編
■ニューフロンティア国際関係
安藤次男、奥田宏司、原毅彦、本名純編
2006.4.15刊 271頁 A5判 2,300円(本体) ISBN4-88713-670-6
戦争と平和、環境危機、開発と人権、情報社会等――「グローバル化」真っ只中の現代を総合的に捉えるため、現代国際社会の実態と直面する問題群を、11章にわたりヴィヴィッドに追求した新テキスト。
内容:第1章 国際関係学の構築へ、第2章 世界の資本主義体制の変化、第3章 「文化」の変化、変化の文化、第4章 自衛のための戦争、人道のための戦争、第5章 現代の平和、第6章 グローバル化時代の環境危機、第7章 開発途上国の開発と人権、第8章 情報化社会、第9章 ヨーロッパ統合、第10章 世界の中の日本経済、終章 国際社会の中の日本とアジア
■フランスの政治制度
(シリーズ 制度のメカニズム 4)
大山礼子著
2006.4.20刊 192頁 四六判 1,800円(本体) ISBN4-88713-665-X
現代の国際政治の場で、米英等と一線を画し際だった存在感を発揮し続けるフランス――その独自性の根底にある政治制度の全貌を、米国追随等、その主体性の欠如が批判される日本の現状を視野に、簡潔的確に論述し、比較的紹介されることの少なかった従来の渇を癒やす格好の入門書。
内容:第1章 政治制度史概観、第2章 第五共和制の枠組み、第3章 大統領と首相、第4章 議会、第5章 憲法院、第6章 選挙と政党、第7章 地方自治
■日本労働社会学会年報 第16号 仕事と生きがい――持続可能な雇用社会に向けて
日本労働社会学会編集委員会編
2006.4.28刊 202頁 A5判 2,500円(本体) ISBN4-88713-674-9、ISSN0919-7990
内容:特集 仕事と生きがい――持続可能な雇用社会に向けて(ホワイトカラーのワークライフバランス――時刻別行為者率アプローチによる生活時間構造変動分析、ホワイトカラー労働者のキャリアと働きがいの多様化――ワコールとトヨタ自動車の労働者調査に基づいて、年齢差別と高年齢者雇用)、研究ノート(家族農業経営における販売に関わる労働とジェンダー、若年者の雇用問題と職業能力の形成の日台比較――「学校から職業への移行」を中心として)
■覚醒剤の社会史――ドラッグ・ディスコース・統治技術
佐藤哲彦著
2006.4.30刊 446頁 A5判 5,600円(本体) ISBN4-88713-671-4
覚醒剤はその背後に夥しい社会的・歴史的視線をまとっている。その単なる薬理を超えた社会性を端的に示す「ヒロポンと覚醒剤とは違うものだ」とのひと言に導かれ、医学論文、国会会議録、使用者の告白など、言説分析を基底とする詳細な探究を通じて、覚醒剤そしてドラッグという現象の成り立ちを明らかにするとともに、さらに今日の社会のありようにまで考察を進める、わが国初のドラッグの社会学。
内容:覚醒剤の社会史――ある奇妙な「何か」から考えはじめること、第1部 ドラッグ政策研究と方法論の検討(ドラッグ問題とドラッグ政策研究――リンドスミスのドラッグ研究、政策と道徳――機能分析という方法、ディスコースの分析――方法論的ディスコース主義)、第2部 覚醒剤現象の研究(初期医学的諸研究――薬理作用の探究、覚醒剤中毒のディスコース編成――探究から鑑定へ、法案審議にいたるまでの過程――前提的に構築される他者性、法案成立、そしてその後――新たな他者性の構築、覚醒剤使用者の告白――語りの同心円構造)、覚醒剤ディスコースと統治技術――何が思考されなかったのか
■日本の居住政策と障害者をもつ人 (居住福祉ブックレット 4)
大本圭野著
2006.4.30刊 65頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-676-5
内容:1 ノーマライゼーション原理と国連社会権規約委員会の「居住の権利」(ノーマライゼーション原理と「生活の質としての居住」、国連社会権規約委員会における「居住の権利」 ほか)、2 ノーマライゼーション、ソーシャル・インクルージョンに基づく居住政策(社会的排除から社会参画へ、スウェーデンにおける障害をもつ人の自己決定権・当事者参加 ほか)、3 わが国における障害をもつ人への居住政策(障害をもつ人への居住保障の立ち遅れ、障害者施設・精神病院における脱施設化と地域社会の居住条件 ほか)、4 わが国自治体におけるユニバーサル基準のまちづくり(静岡県におけるユニバーサルデザインのまちづくり、帯広市におけるユニバーサルデザインのまちづくり ほか)、おわりに――わが国の政府および自治体の課題
■障害者・高齢者と麦の郷のこころ――住民、そして地域とともに (居住福祉ブックレット 5)
伊藤静美、田中秀樹、加藤直人著
2006.4.30刊 79頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-677-3
内容:1 人が地域で暮らすということは?居住福祉を考える、2 地域とともに、3 なぜ、障害者施設の麦の郷が高齢者問題に取り組むのか?、4 限界から新たな広がり、地域へ、5 障害者自立支援法と麦の郷、6 麦の郷のこれからの課題
■地場工務店とともに――健康住宅普及への途 (居住福祉ブックレット 6)
山本里見著
2006.5刊 73頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-682-X
内容:1 日本の住宅の問題点(住宅内事故での死亡者が多い、家が原因の病気、短命の住宅)、2 健康住宅とはなにか(快適な住み心地(温度、湿度など)、家が原因の怪我、事故にあわない、家が原因の病気にならない、健全な家族関係を維持する、家そのものも病気にならない)、3 地場工務店よ、勉強しよう!――健康住宅研究会の結成とその活動(健康住宅研究会(第一次)、地場工務店の活動を支えてくれた東北電力株式会社、第二次健康住宅研究会の開始、第三次健康住宅研究会の開始)、4 地場工務店よ、交流しよう!――全国健康住宅サミットの誕生と発展(沖縄サミット(第一回全国健康住宅サミット)、能代サミット(第二回全国健康住宅サミット) ほか)、5 地場工務店よ、人に知ってもらおう!(「レポート 金のなる木を育てている地場工務店」、「レポート 健康を回復させた家」)
■地域社会学の視座と方法 (地域社会学講座 第1巻)
似田貝香門監修、町村敬志編集チーフ
2006.5.10刊 252頁 A5判 2,500円(本体) ISBN4-88713-678-1
内容:第1部 地域社会学の形成と展開(地域社会と地域社会学、"農村‐都市"の社会学から地域社会学へ、グローバリゼーションと地域社会 ほか)、第2部 地域社会研究への複合的視座――基本概念と研究視角(地域社会の編成と再編、地域社会の構造と空間、都市化とコミュニティの変容 ほか)、第3部 実践としての地域社会学(地域フィールドワーク実践と地域社会学、地域社会学の知識社会学、地域社会へのリテラシー)
■グローバリゼーション/ポスト・モダンと地域社会 (地域社会学講座 第2巻)
古城利明監修、新原道信、広田康生編集チーフ2006.5.10刊 256頁 A5判 2,500円(本体) ISBN4-88713-679-X
内容:第1部 マクロトレンドと地域社会(ポストモダンとしての地域社会、世界システムと世界都市の論理 ほか)、第2部 移動から見た地域社会(世界の移動と定住の諸過程、トランスナショナリズムの展開がもたらす地域社会の現在的課題 ほか)、第3部 地域社会の破壊と再生の諸相(グローバリゼーションとイタリア地域社会の非営利・協同事業組織の展開、グローバリゼーションと日本の地場産業 ほか)、第4部 新たな公共性の創出にむけて(地域生活、ローカルガバナンス、"公共性"、いくつものもうひとつの地域社会へ)
■地域社会の政策とガバナンス (地域社会学講座 第3巻)
岩崎信彦、矢澤澄子監修、玉野和志、三本松政之編集チーフ2006.5.10刊 304頁 A5判 2,700円(本体) ISBN4-88713-680-3
内容:第1部 地域政策の展開と地域の変容(戦後日本の地域政策、地域開発政策と農村の変容 ほか)、第2部 地域の変容と住民活動の展開(子育て、教育をめぐる運動の展開、福祉の地域化とボランタリー・セクター ほか)、第3部 地域ガバナンスと地域社会学の技法(地域政策と地域ガバナンス、地域政策の策定の技法 ほか)、政策形成・評価のツールの開拓(市民参画型社会調査、ニーズ調査 ほか)
■判例国際法 第2版
松井芳郎編集代表、山手治之、香西茂、田中則夫、薬師寺公夫、坂元茂樹編集委員2006.5.30刊 724頁 A5判 3,800円(本体) ISBN4-88713-675-7
各項を"事実""判決要旨""論点""参考文献"に簡潔にまとめ、標準的な教科書の構成に準じた章立て、詳細な索引と相まって大好評の前版の編集方針を踏襲しつつ、今日的視点からみて不可欠な重要性を持つ判例を選び、37件、136頁の大幅増補を行った最新版。研究者、学習者、実務家必読、特に法科大学院テキストに最適。
内容:国際法の法源、国際法と国内法の関係、国際法の主体、領土、海洋法、外国人の法的地位、個人の地位、国家機関、条約、国家責任、環境の保護、紛争の平和的解決、平和と安全の維持、武力紛争法
■子どもの道くさ (居住福祉ブックレット 7)
水月昭道著
2006.5.30刊 88頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-683-8
内容:序 子どもをめぐる問題の所在、1 改めて道くさの意義について、2 子どもにとって道くさとは、3 子どもの道くさの特徴、4 子どもの道くさワールド――調査からの分類、5 子供への接し方を考える、6 地域環境への視点、7 安全で安心な道くさの実現のために
■生命の神聖性説批判
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原書 The Sanctity-of-Life Doctrine in Medicine: A Critique (Helga Kuhse)ヘルガ・クーゼ著、飯田亘之、石川悦久、小野谷加奈恵、片桐茂博、水野俊誠訳
2006.6.10刊 346頁 A5判 4,600円(本体) ISBN4-88713-681-1
こんにち、安楽死・尊厳死をめぐって、法律・医学・倫理学等の各分野から、あらためて問い直しがなされている。本書は、安楽死・尊厳死論の名著であり、その生命の「質」からのアプローチは、われわれに新しい視野をひらいてくれる。
内容:第1章 「生命の神聖性」教説と倫理的整合性(序論――「生命の神聖性」、人の生命の不可侵性とその等しい価値 ほか)、第2章 死を引き起こすことと生命をながらえさせないこと(序論――何が問題か、二分脊椎で生まれた乳児の選択的不治療 ほか)、第3章 生命を意図的に終わらせることと二重結果の原理(序論――絶対主義と二重結果の原理、二重結果の原理、中絶及び意図の問題 ほか)、第4章 通常でない生命――通常でない手段でなくて(序論、通常の手段がどのようにして通常でなくなるか ほか)、第5章 結論――「生命の神聖性」から「生命の質」へ(序論、擁護できない実践上の帰結 ほか)
■イギリスの教育課程改革――その軌跡と課題
木村浩著
2006.6.10刊 248頁 A5判 2,800円(本体) ISBN4-88713-672-2
内容:第1章 教育課程改革の進展とその軌跡、第2章 教育課程と総合学習の展開、第3章 教育課程と職業体験学習、第4章 教育課程と能力別指導、第5章 教育課程と教科書、第6章 教育課程と中等教育修了資格試験、第7章 教育の国際化と多文化教育
■教育の論究
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乙訓稔編著、大澤裕、勝山吉章、大庭茂美執筆2006.6.20刊 224頁 A5判 2,200円(本体) ISBN4-88713-689-7
内容:第1章 教育学と「教育原理」、第2章 教育の意義と本質、第3章 西洋の教育の歴史、第4章 日本の近代以降の教育、第5章 教育課程と教育方法、第6章 教育制度と教育行政、第7章 教師の歴史と職務
■比較教育学研究 33 特集 義務教育をめぐる意思決定と費用負担
日本比較教育学会編
2006.6.23刊 204頁 A5判 1,700円(本体) ISBN4-88713-688-9、ISSN0916-6785
内容:特集 義務教育をめぐる意思決定と費用負担(特集の趣旨、義務教育の費用負担と比較研究への視点 ほか)、論文(教育バウチャーの効果と限界――南米チリ25年の経験、メキシコの学校教育における「人口教育」――人口政策をめぐる教育とジェンダー ほか)、書評(佐藤真理子著『アメリカの教育開発援助――理念と現実』、近藤孝弘著『ドイツの政治教育――成熟した民主社会への課題』 ほか)、文献紹介(文部科学省委託研究報告書『外国人労働者の子女の教育に関する調査研究――ブラジル人学校の事例』、マーク・ブレイ編著、馬越徹・大塚豊監訳『比較教育学――伝統・挑戦・新しいパラダイムを求めて』 ほか)
■福祉社会学研究 3(2006)
福祉社会学研究編集委員会編
2006.6.24刊 186頁 A5判 1,905円(本体) ISBN4-88713-698-6、ISSN1349-3339
内容:特別寄稿、特集 ソーシャル・ガバナンスの可能性、自由論文、パネル・ディスカッション報告、研究情報、書評
■日本のティーチング・アシスタント制度――大学教育の改善と人的資源の活用
北野秋男編著
2006.6.25刊 219頁 A5判 2,800円(本体) ISBN4-88713-684-6
繰り返しその効用が語られながら、わが国ではなお少数の大学での採用にとどまっているTA制度――だが、大学のユニバーサル化進展の今日、その必要性はますます高まりつつある。全国24大学における初の実態調査を通じ、基底的理論・方法とともに、その有効な活用のための課題や改善すべき問題点を追求した初の本格的研究書。
内容:序章 本書の構成と先行研究、第1章 大学教育の改革と教養主義の崩壊、第2章 大学生の学力低下と大学改革、第3章 大学の教育改善とFD活動、第4章 我が国のTA制度の現状と課題、第5章 TA制度の運用システムの事例研究、第6章 TA制度導入による授業改善の実践例、第7章 教員・TA・受講学生から見たTA制度の問題点、第8章 アメリカのTA制度の特色、終章 我が国のTA制度の総括と課題、資料編
■居住福祉法学の構想 (居住福祉ブックレット 8)
吉田邦彦著
2006.6.30刊 97頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-692-7
内容:1 総論――「居住福祉法学」の問題意識、2 借地借家問題(各論その一)、3 マンションの共同管理問題など(各論その二)、4 ホームレス問題(各論その三)、5 災害復興(各論その四)、6 中山間地の居住福祉(各論その五)、7 居住差別問題(各論その六)、もっと知りたい方のために
■奈良町の暮らしと福祉――市民主体のまちづくり (居住福祉ブックレット 9)
黒田睦子著
2006.6.30刊 79頁 四六判 700円(本体) ISBN4-88713-693-5
内容:1 まちづくりの主役は市民――風化してゆく町を甦らせよう(奈良町再生活動と私、町並みはみんなのもの、奈良町の歴史と「奈良地域社会研究会」、花街の情緒をふたたび、川の復元を――水辺は町の潤い)、2 自分たちの町は自分たちで創る――(社)奈良まちづくりセンターの二六年(町の記憶の掘り起こし、奈良まちづくりセンターの活動――知域経営は知恵と工夫で ほか)、3 地域固有の風景・景観は国民共有の資産――JR奈良駅取り壊し問題など(突然の理事長就任と奈良町の現在、遺伝子は受け継がれているか ほか)、4 町並みと暮らしが共存する町を目指して(この町に子どもは残るか、レトロな町を愛でる若者、居住福祉資源の創出へ、住み続ける町、生き続ける町へ)
■英雄的狂気 (ジョルダーノ・ブルーノ著作集 7)
原書 Eroici Furori (Giordano Bruno)
加藤守通訳
2006.6.30刊 317頁 A5判 3,600円(本体) ISBN4-88713-691-9
狂気に類する熱情と探求によって究極の原理である神との合一を目指す、ブルーノ特有の「新プラトン主義的」思弁が、恋愛詩や紋章学の知見を織り交ぜた豊かなパトス的描写を通じて鮮明に溢れ出た、対話による哲学の傑作。
内容:高貴なるフィリップ・シドニー氏に捧げられた、英雄的狂気についての、ノラの人"ブルーノ"の議論、第一部の五つの対話の議論、第二部の五つの対話の議論、第五対話の議論と寓意、もっとも有徳で優美なるご婦人方に対するノラの人の弁明、第一部、第二部
■ドイツの教育のすべて
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原書 Das Bildungswesen in der Bundesrepublik Deutschland:Strukturen und Entwicklungen im Uberblickマックス・プランク教育研究所研究者グループ著、天野正治、木戸裕、長島啓記監訳
2006.6.30刊 505頁 B5判 10,000円(本体) ISBN4-88713-687-0
東西の分裂から歴史的統一を経て、いまヨーロッパ統合を見すえて展開されるドイツ教育の貴重な総合的概説書。
内容:1945年以降における教育の拡大と近代化――教育政策動向の現代史への埋め込みについて、教育制度の制度的枠組み、国際的次元――ヨーロッパと世界、東ドイツと西ドイツにおける普通教育学校制度の基本的な発展、幼稚園、就学準備学校、基礎学校――就学前と初等段階の学校領域、特別の教育的促進を必要とする子どもたち、学校と外国人子女、中等領域1.基礎学校から中等学校とオリエンテーション段階への移行、基幹学校――学校制度における悩みの種、実科学校――無風のなかの発展、ギムナジウム――変化のなかの継続性、総合制学校、職業教育、高等教育制度、教員養成、継続教育、旧東ドイツ地域各州における統一の結果
■椎名素夫回顧録 不羈不奔
読売新聞盛岡支局編
2006.7.5刊 182頁 四六判 1,500円(本体) ISBN4-88713-695-1
通常「奔放」と共に四字熟語をなす「不羈」を、あえて全く逆の「不奔」と合わせた著者の座右の銘にも、正論と良識に立脚した椎名素夫の政治姿勢が鮮やかに現われている。「束縛されず、だが周囲を無視した奔放にも流れず」、日米貿易・防衛摩擦等外交問題に尽力し、米政府高官等、多くの人々の信頼を勝ち得た理由は何か。父悦三郎についてをはじめ多くの知られざるエピソードを含む貴重な回顧録。
内容:第1章 外交の世界で(米への密使――ロン・ヤス会談成功導く、防衛予算――米高官とのホットライン ほか)、第2章 政界での日々(四〇日抗争――首相指名選で白票投ず、灘尾預かり――賢人の会で知恵学ぶ ほか)、第3章 父・悦三郎氏と(満州で過ごした少年時代、