【お知らせ】
あつまれ「オルタナ伝承館」
―『福島「オルタナ伝承館」ガイド』刊行記念シンポジウム―
3.11から来年3月で14年が経ちます。当時まだ生まれていなかった子どもたちも増え、記憶の風化も懸念されていて、その継承が重要な課題となっています。
そうした中で、過去の失敗に学び、草の根の経験と記憶を伝えようと、福島県内に民間の伝承施設(「オルタナ伝承館」)が複数つくられています。それらを紹介するガイドブックの刊行を機に、登場する3館(おれたちの伝承館(南相馬市小高区)、伝言館(楢葉町)、原子力災害考証館furusato(いわき市湯本))と寄稿者に集まっていただき、ミニシンポを開催します。民間伝承施設の活動と意義についてより広く知っていただき、多くの人が足を運ぶきっかけになればと考えています。
会場:オンライン+福島県 いわき湯本温泉 古滝屋(※)
オンライン(YouTube配信): https://youtube.com/live/TAkV82jxe2k
古滝屋: 〒972-8321 福島県いわき市常磐湯本町三函208
(※)登壇者は基本的に古滝屋に集まりますが、メインはオンライン配信です。現地会場の制約により、お越しいただいてもお聞きになれない場合があります。
主催:科研費基盤研究(C)22K01855「福島原発事故における民間伝承施設の社会的意義と役割」(研究代表者:除本理史・大阪公立大学)
協力:公害資料館ネットワーク
後援:河北新報社、東信堂
視聴・参加無料
タイムテーブル
17:30-17:35 趣旨説明 除本理史(大阪公立大学/公害資料館ネットワーク)(5分)
17:35-18:05 各館の自己紹介(10分×3)
中筋純(おれたちの伝承館)
丹治杉江(伝言館)
里見喜生(原子力災害考証館furusato)
18:05-18:15 「オルタナ伝承館」への応援メッセージ(10分)
井出明(金沢大学)
18:15-18:25 なぜ「オルタナ伝承館」に注目したのか(10分)
東野滋(河北新報社福島総局)
18:25-18:55 ミニシンポ:「オルタナ伝承館」の思い(30分)
司会:林美帆(岡山理科大学/公害資料館ネットワーク)
18:55-19:00 まとめ 除本理史(5分)
除本理史・河北新報社編『福島「オルタナ伝承館」ガイド』東信堂、2024年9月刊