激変する世界情勢とどう対峙するか国際の平和及び安全を維持する主要な責任を担い、国連の中でも最も強力な機関である国連安全保障理事会。8名の識者が、21世紀の紛争の時代におけるその役割、意義、課題を多角的に考察し、特に「機能変化」について検討・解明に迫る、学習者・研究者必読の一冊。
タイトル | 国連安保理の機能変化 |
---|---|
刊行日 | 2009年5月1日 |
著者 | 村瀬信也編 |
定価 | 2700+税) |
ISBN | 978-4-88713-915-2 |
Cコード | 3032 |
ページ数 | 224 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はしがき 村瀬 信也
第1章 国連安保理の機能拡大とその正当性 浅田 正彦
第2章 国際テロリズムに対する国連安保理の対応―立法的・行政的機能の拡大 古谷 修一
第3章 大量破壊兵器の不拡散と国連安保理の役割 市川とみ子
第4章 安保理決議に基づく経済制裁―近年の特徴と法的課題 中谷 和弘
第5章 国連安保理の機能の拡大と平和維持活動の展開 酒井 啓亘
第6章 安全保障理事会による刑事裁判所の設置 洪 恵子
第7章 安保理決議と日本法―国際平和活動の文脈で 村瀬 信也
第8章 国連安保理の機能変化と安保理改革―日本の安保理常任理事国入り問題 岡野
正敬事項索引
国連安保理決議索引
関連書籍