第50回大会報告
特集1 比較教育学50年の回 と展望(課題研究Ⅰ)
特集2 グローバル化する世界における教育と宗教者の役割(公開シンポジウム)
タイトル | 比較教育学研究50号 |
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刊行日 | 2015年2月10日 |
著者 | 日本比較教育学会編 |
定価 | 1800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1284-4 |
Cコード | c3037 |
ページ数 | 272 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
<論文>
日本における外国籍児童生徒を対象とする地方教育政策の実施状況(栗原真孝)
カトリック系国際NGOフェ・イ・アレグリアのペルーにおける展開と民衆教育の論理(工藤瞳)
イングランドのシティズンシップ教育政策にみる国民意識の形成—共通カリキュラム導入期に焦点をあてて—(杉田かおり)
エチオピア農業普及員育成課程での「ジェンダーに配慮したカリキュラム」における教員の役割
—教員のカリキュラム実施に影響を及ぼす要因とは—(島津侑希)
南アフリカ共和国における「共生」のための教育に関する一考察
—西ケープ州の高等学校を舞台とした認識のせめぎ合いに着目して—(坂口真康)
南スーダンにおける紛争後の初等教育と学校運営の実態—教授言語の変更に着目して—(澤村信英・山本香・内海成治)
<大会報告>
特集1(課題研究Ⅰ)比較教育学50年の回顧と展望
比較教育研究の回顧と展望—研究対象としての「制度」に焦点をあてて—(南部広孝)
比較国際教育研究の課題—東南アジア教育研究を中心として—(村田翼夫)
日本の比較教育学の特徴—教育学との関連から—(小川 佳万)
Comparative Education: Dimensions and Trends:
A Contribution to the 50th Anniversary Celebration of the Japan Comparative Education Society(Robert F. Arnove)
Global Citizenship, Neoliberalism, Multiculturalism and the Crises of Education:
Challenges to Comparative Education(Carlos A. Torres)
特集2(公開シンポジウム)グローバル化する世界における教育と宗教者の役割
グローバル化する世界における教育と宗教者の役割-シンポジウムでの議論をふまえて- (服部 美奈・西野 節男)
グローバルヴィレッジにおける宗教の力 (ハンス ユーゲン・マルクス)
現代における宗教教育とその意義-おもに天理教を具体例として- (澤井 義次)
イスラーム世界と教育-トルコの奉仕運動のグローバル的教育支援の理念と実践- (イディリス・ダニシマズ)
(課題研究Ⅱ) 外国人児童生徒の教育課題-日欧比較- (園山 大祐)
書評
阿曽沼明裕著『アメリカ研究大学の大学院-多様性の基盤を探る-』 (江原 武一)
Yoshiko Tonegawa, Analysis of the Relationships Between Local Development NGOs and the Communities in Ethiopia:
The Case of the Basic Education Sub-Sector (吉田 和浩)
小原優貴著『インドの無認可学校』 (日下部達哉)
文献紹介
ロバート・F・アーノブ/カルロス・アルベルト・トーレス/スティーブン・フランツ編著、大塚豊訳
『21世紀の比較教育学-グローバルとローカルの弁証法』 (大塚 豊)
長島啓記編著『基礎から学ぶ比較教育学』 (長島 啓記)
Yonezawa, A., Kitamura, Y., Meerman, A., Kuroda, K. (eds.),
Emerging International Dimensions in East Asian Higher Education (米澤 彰純)
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編集後記