大学進学機会均等を阻害する日本の地域間格差をどう解消するか
わが国大都市圏と地方の間、さらに地方間においても大学進学率に見逃すことのできない顕著な差がある。しかも平均学力の高さに反して進学率が低い県が数多く存在する事実は、地域間における教育機会の不平等を露わに示すもので、決してなおざりにすることはできない。本書は、地方高校生の進学行動を焦点に、各種地域区分のもと、この地域格差の原因を、家計所得、進学先の分布、学卒労働市場はじめ、広範なデータ調査に基づき多角的に究明し、格差解消の方策を包括的に提案する、まさに渾身の労作である。
タイトル | 高等教育機会の地域格差 |
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サブタイトル | 地方における高校生の大学進学行動 |
刊行日 | 2016年2月28日 |
著者 | 朴澤 泰男 |
定価 | ¥6160(本体¥5,600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1339-1 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 392 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はしがき
序 章 課題と方法
第1章 高等教育機会の地域格差
第2章 大学進学の費用
第3章 大学進学の便益
第4章 学卒労働市場の構造
第5章 女子にとっての大学進学の便益
第6章 大学進学率の地域格差の実証分析
終 章 結論と含意
参考文献
あとがき
人名索引
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