中国の原初の住居形態、及び近代以来「人間居住」を巡る世界的な思想や理論などを踏まえ、人類史的に「居住福祉」の必然性を再確認し、住居を通して「居住」の本質を見出す。また、「居住福祉学」の理論的な枠組みも解説する。
タイトル | 「居住福祉学」の理論的構築 |
---|---|
刊行日 | 2007年07月25日 |
著者 | 柳中権・張秀萍 著 李桓 訳 |
定価 | 700+税) |
ISBN | 978-4-88713-774-5 |
Cコード | 3336 |
ページ数 | 64 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
1 歴史的にみる住居の福祉的な役割、世界にみる「居住福祉」への志向(中国の原初の住居にみる「居住」と「福祉」の不可分性;中国の古代の住居にみる複合的居住機能と福祉機能;近代以来の人間居住の研究にみる「居住福祉」への志向)
2 「居住福祉学」を展開するための理論(「居住」には基本的に三大属性がある;居住における多様な社会機能に注目すべきである;居住空間に求められる多元性の中に「居住福祉」を見出すべし;「五大系統」の理論からみる「居住福祉学」)
3 「居住福祉学」の理論的な枠組み(「居住福祉学」の定義;「居住福祉学」を研究するための要点と基本的な枠組み;体系としての「居住福祉学」を目指して)
関連書籍