学生も教員もその気になればできる!!
大学生の数学力ばかりか、読解力や書き言葉・話し言葉の表現力の低下が叫ばれて久しい。本書は数学力の質的低下の実態を把握して、いかに回復するかを多様な観点から考察したものである。第Ⅰ部は数学的リテラシーの理論と学生の実態把握を中心に考察し、第Ⅱ部は世界に通用する自律的市民を目指す方向で、理工系と文系での数学的リテラシー教育を授業デザイン、授業モデル、ICT活用等豊かな事例を盛り込みながら教育のデザインを具体的・包括的に提案している。数学教育に携わる者のヒント満載の必携書である。
タイトル | 大学教育の数学的リテラシー |
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刊行日 | 2017年3月3日 |
著者 | 水町龍一編著 |
定価 | ¥3520(本体¥3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1405-3 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 344 |
判型 | A4 |
製本 | 並製 |
はしがき
キーワード一覧
序章 はじめに
第Ⅰ部 理論編
第1章 問題提起と回答
第2章 現状の把握・分析と課題
第3章 様々な視点から
第Ⅱ部 実践編
第4章 数学リテラシー教育のデザイン
第5章 理工系専門基礎の数学的リテラシー
第6章 文系の数学的リテラシー教育
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