わたしたちの住む家や町、村や国土そのものが福祉となるような「居住福祉」こそ、まちづくりの根源的なキーワード。風化してゆく町の再生、JR奈良駅取り壊し問題など、26年に渡る奈良町再生活動の軌跡を振り返る。
タイトル | 奈良町の暮らしと福祉 |
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サブタイトル | 市民主体のまちづくり |
刊行日 | 2006年06月31日 |
著者 | 黒田睦子 著 |
定価 | 700+税) |
ISBN | 978-4-88713-693-9 |
Cコード | 3336 |
ページ数 | 79 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
1 まちづくりの主役は市民――風化してゆく町を甦らせよう(奈良町再生活動と私、町並みはみんなのもの、奈良町の歴史と「奈良地域社会研究会」、花街の情緒をふたたび、川の復元を――水辺は町の潤い)
2 自分たちの町は自分たちで創る――(社)奈良まちづくりセンターの二六年(町の記憶の掘り起こし、奈良まちづくりセンターの活動――知域経営は知恵と工夫で ほか)
3 地域固有の風景・景観は国民共有の資産――JR奈良駅取り壊し問題など(突然の理事長就任と奈良町の現在、遺伝子は受け継がれているか ほか)
4 町並みと暮らしが共存する町を目指して(この町に子どもは残るか、レトロな町を愛でる若者、居住福祉資源の創出へ、住み続ける町、生き続ける町へ)
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