高齢者施設は決して老いて未来のない人々を「収容する」場所ではない―
人々が生き生きとその人にふさわしい暮らしを全うできるよう、施設の設計、介護のあり方、職員と入居した人々とのコミュニケーションはじめ、すべてが“ノーマライゼーション”の理念と「人権を守る」運営方針に貫かれた数々の実践の全容を、入居した人々が残した多くの感動的なエピソードを交え、具体的な将来構想とともに語り証した、社会福祉法人「きらくえん」35年の軌跡。
タイトル | ひと・いのち・地域をつなぐ |
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サブタイトル | 高齢者総合福祉施設きらくえんの軌跡 |
刊行日 | 2015年05月24日 |
著者 | 市川禮子・神野武美著 |
定価 | ¥1980(本体¥1800+税) |
ISBN | 9784798913018 |
Cコード | |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
第1部 きらくえんの基本理念(人権と尊厳を守る―緊急度の高い尼崎の下町で
「ああ生きてる感じや」
福祉労働の専門性)
第2部 特別養護老人ホームは進化する(全室個室化とユニットケアへの道程―いくの喜楽苑
阪神大震災からケア付き仮設へ
復興公営住宅とLSA派遣事業
福祉は文化―あしや喜楽苑の目指すもの
生命力を萎ませない―けま喜楽苑)
第3部 居住福祉のまちづくりへ(多世代共生のまちづくり―KOBE須磨きらくえん
福祉と防災のまちづくり―地域社会との連携
経営改革―準市場競争下での持続的発展
「きらくえん見守り24」と尼崎・喜楽苑の今)
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