【書評】土持ゲーリー法一著『社会で通用する持続可能なアクティブラーニング』
教育学術新聞 平成29年9月20日 第3面より
ICEモデル中心に育て! アクティブラーナー
全国の教育機関でアクティブラーニングが実践されている。しかし、必ずしも児童・生徒や先生の学びの活性化に繋がっていない。その理由として、アクティブラーニングが学校に限定されているためだと筆者は指摘する。
同書では、主にICEモデルを活用した実践手法を紹介する。基本的考え(I)、つながり(C)、応用(E)について、海外の研究者の理論、シンガポールの大学や筆者自身の実践とともに詳細に解説している。
「社会に繋がるアクティブラーナーを育てる」。日本有数のFD実践者である筆者の渾身の書。
【東信堂 本体価格2,000円】