タイトル 揺らぐ国際システムの中の日本
刊行日 2017年10月20日
著者 柳田辰雄 編著
定価 ¥2200(本体¥2000+税)
ISBN 978-4-7989-1451-0
Cコード C3033
ページ数 224
判型 四六
製本 並製

歴史認識問題、領土問題、そして頭上を飛ぶミサイル――わが国の行く末はどこか。
中韓との関係改善に光が見えないまま、ついに北朝鮮から日本上空を通過するミサイルが発射されるなど、わが国を取り巻く東アジア情勢は戦後最大の緊張感に包まれている。本書は、政治学や経済学、社会学といった社会科学の英知の学融合的―トランスディシプリナリー―なアプローチにより、揺れ動く今日の国際システムの全体を俯瞰し行く末を考える、挑戦的労作である。

目次
まえがき
第1部 国際システムの理論
第1章 変容する国家
第2章 ゲーム理論からみた政治
第3章 資本主義下の市場経済
第4章 国際的な安全保障の枠組み
第2部 国際システムの制度
第5章 国際通貨制度
第6章 国際貿易制度
第7章 国際援助制度
第8章 地球環境の保全
第3部 地域統合の動態
第9章 地域統合
第10章 東南アジアにおける協力の枠組み
第11章 アジア通貨危機
第12章 経済連携
第13章 ワシントン・コンセンサスと北京コンセンサス
参考文献/あとがきにかえて/索引

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