風土が抱く価値構造の新たな認識と展開へ
数値的・経済的地域把握を超えた、国土空間認識の理念と方法。伝承された知を媒介に、自然再生と新たな地域づくりを目指す。
タイトル | 日本文化の空間学 |
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刊行日 | 2008年08月30日 |
著者 | 桑子敏雄 編 |
定価 | 2200+税) |
ISBN | 978-4-88713-860-5 |
Cコード | 0330 |
ページ数 | 272 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
第一部 方法としての空間学
第一章 方法としての空間学(桑子敏雄)
第二章 「游歩謀讃」としてのフィールルドワークショップ――創発的方法の空間学のすすめ方(延藤安弘)
第三章 スケッチ道場へ ようこそ――記憶・伝達の手法としてのスケッチ術入門(片寄俊秀)
第四章 日本の川と風土(桑子敏雄)
第五章 サステイナブルな地球環境デザインの作法と技法(島谷幸宏)
第六章 山・川・海をつなぐ水陸両用の神々と水の技術――水陸空間の文化人類学(合田博子)
第七章 地域づくりと実践的学問――地域ネットワークの継承と再生を目指して(岡田真美子)
第二部 空間構造を読み解く「龍宮からの贈り物」――環有明海の地域づくりに向けて
第八章 佐賀平野の空間構築――ふるさとの見分け方と住民合意(桑子敏雄)
第九章 佐賀の水と景観(島谷幸弘)
第一〇章 嘉瀬川石井樋の再生――空間構造と読み解く(吉村伸一)
第一一章 有明海の龍宮から佐賀平野を見る(合田博子)
第一二章 佐賀平野と「ふるさとの見分け方」(桑子敏雄)
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