自治体行政と地域コミュニティの関係性の変容と再構築
行政と地域コミュニティの「真の」協働に向けて―
平成の市町村合併に伴い、自治体行政と地域コミュニティの関係性が大きく変容したことによって、地域活動は停滞、過疎化が進行した。平成が終わり、わが国に来る新時代、地域社会はどこに向かうのだろうか?本書は、平成18年に花巻市と合併した岩手県東和町における事例分析を通し、自治体行政と地域コミュニティの政策役割分担のための「よりよい」対話・調整—「領域マネジメント」—の方途を明らかにする。霞が関の官庁勤務から東和町に移住し、東和町・花巻市の地域行政に15年以上携わった異色の経歴を持つ著者による渾身の労作。
タイトル | 自治体行政と地域コミュニティの関係性の変容と再構築 |
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サブタイトル | ー「平成大合併」は地域に何をもたらしたのか |
刊行日 | 2019年03月11日 |
著者 | 役重 眞喜子 |
定価 | ¥4620(本体¥4200+税) |
ISBN | 978-4-7989-1539-5 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 336 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はしがき
第1章 序論
第2章 境界療育の実態と課題
第3章 合併前における境界領域マネジメントの実際
第4章 境域領域マネジメントの地域性と住民意識
第5章 地域コミュニティと行政の関係性の歴史的形成
第6章 合併後の境界領域マネジメントの変容とその影響
第7章 地域コミュニティと行政の関係性の再構築に向けて
第8章 総括
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