タイトル 地域社会学会年報34
サブタイトル 特集 パンデミックと都市・地域 研究委員会企画 東日本大震災10年と地域社会学
刊行日 2022年05月30日
著者 地域社会学会編
定価 ¥2860(本体¥2600+税)
ISBN 978-4-7989-1785-6
Cコード 3036
ページ数 210
判型 B5
製本 並製

◆特集 パンデミックと都市・地域
 解題(丸山真央)
 揺らぎを公衆衛生の備えに織り込む(松田亮三)
 新型コロナウイルス下における新たな「介入の政治」とその都市的意味(町村敬志)
 コロナ禍におけるまちづくり活動の継続と展開に関する一考察―世田谷区まちづくり活動を事例に―(小山弘美)

◆研究委員会企画 東日本大震災10年と地域社会学
 解 題(速水聖子)
 原子力災害後の生活再建と二拠点生活―近距離避難地域に着目して―(川副早央里)
 東日本大震災と〈生〉の復興、地域社会のゆくえ―津波被災地における復興過程―(望月美希)
 広域避難者支援の成果と課題―埼玉県と愛知県の比較から―(原田峻)

◆自由投稿論文
 リノベーションという空間の生産―名古屋駅裏におけるドヤの継承と革新―(林浩一郎)
 災害公営住宅におけるコミュニティ形成を再考する―東日本大震災・田子西復興公営住宅へ入居者を迎え入れる主体と論理の展開―(齊藤康則)
 境界変動地域の社会学に向けて(山口博史)
 住宅は地域社会の共同性構築の場所になり得るのか―革新市政期横浜市から考える―(青木淳弘)

◆ビューポイント
 斎藤幸平氏の〈脱成長-エコロジー-コモン〉論の理論的含意―マルクス理解における前進と停滞―(岩崎信彦)

◆自著を語る
 『住民自治と地域共同管理』(東信堂 2020 年)(中田實)

◆書 評
 橋本和孝・吉原直樹・速水聖子編『コミュニティ思想と社会理論』(東信堂 2021 年)(早川洋行)
 木村至聖・森久聡編『社会学で読み解く文化遺産―新しい研究の視点とフィールド』(新曜社 2020 年)(中筋直哉)
 吉原直樹著『震災復興の地域社会学 大熊町の10年』(白水社 2021 年)(今井照)
 熊本博之著『交差する辺野古 問いなおされる自治』(勁草書房 2021 年)(杉本久未子)
 後藤範章編著『鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学』(ミネルヴァ書房 2021 年) (古平浩)
 田中滋・寺田憲弘編著『聖地・熊野と世界遺産―宗教・観光・国土開発の社会学』(晃洋書房 2021 年)(水垣源太郎)
 伊藤泰郎・崔博憲編著『日本で働く―外国人労働者の視点から』(松籟社 2021 年)(二階堂裕子)
 望月美希著『震災復興と生きがいの社会学 〈私的なる問題〉から捉える地域社会のこれから』(御茶の水書房 2020年)(松宮朝)
 町村敬志著『都市に聴け―アーバンスタディーズから読み解く東京』(有斐閣 2020 年)( 齊藤 麻人)
 嶋﨑尚子・新藤慶・木村至聖・笠原良太・畑山直子『〈つながり〉の戦後史―尺別炭鉱閉山とその後のドキュメント』(青弓社 2020 年)(鯵坂学)
 吉野英岐編『災害公営住宅の社会学』(東信堂 2021 年)(齊藤康則)
 難波孝志編『米軍基地と沖縄地域社会』(シリーズ 沖縄の地域自治組織1〈北中部編〉)(ナカニシヤ出版 2020 年)(熊本博之)
 今井照・自治総研編『原発事故―自治体からの証言』(ちくま書房、2021 年)(原田峻)

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