過疎地の生活や学校は厳しいが楽しい!
グローバル化の波と少子化で過疎地の産業は衰退する中、僻地の学校の運営も難しく統合と廃校を余儀なくされてきた。だがしかしそこでの子どもたち、親、教員たちは皆元気だ。そこには山、川の自然があり、村の観光や特産づくりも盛んだ。分校での無学年授業や寄宿舎での共同生活。正月の餅つき、雪かき、雪山づくりから始まり、春の田植えやカボチャ大根カブにネギ等の野菜栽培、夏の川遊びやキャンプ、芋掘り、キノコの種付け、自然の中での農業熟練者とのミーティング、まだまだある。そこには通常の画一的学習から解放され、都会では味わえない人の営みで一杯だ。さあ、覗いてみよう。京都府の美山町、チョロギ村、久多等の生きた営みを。
タイトル | 過疎地の特性を活かす創造的教育 |
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サブタイトル | ―美山町(京都府)のケースを中心に― |
刊行日 | 2023年1月26日 |
著者 | 村田翼夫・山口満編著 |
定価 | 税込1980円(本体1800 円+税) |
ISBN | 978-4-7989-1798-6 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 168 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はしがき
第1 章 京都・美山の地域と教育
第2 章 チョロギ村(京都・亀岡)の過疎化対策と教育
第3 章 京都・久多で田舎暮らしを学ぶ
第4 章 地方の疲労と過疎地教育の今後の在り方
あとがき―過疎地教育のメリットと課題
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