「平和思想から平和構築論へ」という特集のほか、砂川闘争や平和教育の事例研究についてまとめた論文集。
タイトル | 平和社会学研究 創刊号 |
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刊行日 | 2023年5月22日 |
著者 | 平和社会学研究会編著 |
定価 | 税込2970円(本体2700円+税) |
ISBN | 978-4-7989-1852-5 |
Cコード | 3030 |
ページ数 | 280 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
巻頭言 平和社会学とは何か―その視点と展望
【平和社会学研究宣言】(平和社会学研究会)
特集1:平和思想から平和構築論へ:世界主義への志向
平和思想論と平和構築論(Ⅰ):西洋と日本の平和思想―高田保馬社会学の復権を含む内外の平和思想を介して平和社会学を考える(西原和久)
平和思想論と平和構築論(Ⅱ):近代中国における平和思想と世界主義―20世紀前半の日中知識人を中心に平和社会学の視座を探る(西原和久)
G. H.ミードの戦争・平和論再考(徳久美生子)
問題提起:特別講演から ウクライナ危機からの教訓(木村 朗)
特集2:砂川闘争とは何か:平和運動の原点としての可能性
砂川闘争と闘争リーダーの平和への想い:宮岡政雄の思想と行動(福島京子)
戦後平和運動の「説得力」―砂川農民の思想と行動から(高原太一)
コラム1:暴かれた密談とその後(西原和久)
コラム2:忘却の影に記憶の場(アダム・トンプキンス)
特集3:平和教育の事例研究、そして沖縄の場合
大学における平和学教育の試行(濵田泰弘)
高等学校における琉球/沖縄を題材とした平和学習の実践(柿原 豪)
戦後平和教育の展開に関する言説と沖縄の若い世代による平和教育(古梶隆人)
公共性理論の形成とデジタルアーカイブの役割(村岡敬明)
平和エッセイ:こころの中に平和の砦を(小松照幸)
ハワイの独立問題:ハワイはアメリカではない(デニス・リチェズ)
巻末エッセイ:平和は夢物語か(西原和久)
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