社会と人類に希望をもたらす大学改革とは何か
今日日本の大学改革最大の問題点は何か―改革の総括をふまえ、今後のあるべき改革の方向として本書が最も強調するのは、知と真理探究の場である大学が本来保持すべき、社会からの一定の制度的自律性と、そのもとでの各大学自らによる自立的・主体的改革だ。これまでの文部科学省主導の改革は、変転する社会的要請のもと場当たり的改革に傾斜してはいなかったか? 社会と人類に希望をもたらすさらなる改革へ向け、省察のときは今をおいてはない。
タイトル | 大学は社会の希望か |
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サブタイトル | 大学改革の実態からその先を読む |
刊行日 | 2015年02月17日 |
著者 | 江原武一 |
定価 | ¥2200(本体¥2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1285-1 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 208 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
はじめに
第一章 大学改革の進展
第二章 大学教育改革の条件―学部教育を中心に
第三章 大学の管理運営
第四章 大学評価の展開
第五章 日本の大学改革のゆくえ
引用・参照文献
索 引
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