錯綜する諸価値の測量図「哲学」にまつわる難解さと不明瞭さのイメージを超えて、哲学の輪郭を地図のように描き出し、読者を哲学という営みに誘う哲学叢書、全5巻。社会に生きることは、錯綜する諸価値が機能する意味世界で振る舞うことである。第Ⅲ巻は、そうした諸価値の測量士として私たちの生活にまっすぐ切 り込む、哲学の新しい形を提示する。
タイトル | 社会の中の哲学 |
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刊行日 | 2010年10月1日 |
著者 | 松永澄夫・高橋克也編 |
定価 | 3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-0021-6 |
Cコード | 1010 |
ページ数 | 344 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
総 序 叢書『哲学への誘い―新しい形を求めて』(松永澄夫)
序 論 価値・意味・秩序(松永澄夫)
第1章 イデオロギーと哲学の場所(手塚 博)
第2章 集合的実践と哲学(伊多波宗周)
第3章 生き延びるための知と技術の構築(小林優子)
第4章 知識基盤社会の構築における哲学の役割(乗立雄輝)
第5章 宗教の発想・哲学の思考(高橋克也)
第6章 社会学の知と哲学(伊東俊彦)
第7章 大学一般教育における「哲学」という科目(古田知章)
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