錯綜する社会問題群と政策課題群の総合的理論枠組をいかにして構築するか本書はこの課題の回答を、社会学固有の存立構造論と両義性論の重層的組み合わせによって提出する。社会と組織の有する二つの両義性、即ち「経営システムと支配システムの両義性」及び「主体と構造の両義性」の解明を通して、政策科学を革新する堅固な理論的基盤を提供。今日稀なオリジナリティあふれる理論的力作である。
タイトル | 組織の存立構造論と両義性論 |
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サブタイトル | 社会学的理論の重層的探究 |
刊行日 | 2010年6月1日 |
著者 | 舩橋晴俊著 |
定価 | ¥2750(本体¥2500+税) |
ISBN | 978-4-88713-992-3 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 264 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序章 本書の課題と構成
第一章 組織の存立構造論
第二章 協働連関の両義性|経営システムと支配システム
第三章 社会構想と社会制御
第四章 社会学理論の三水準
第五章 「理論形成はいかにして可能か」を問う諸視点
結び
あとがき
参考文献
索引
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