米国スタンダード教育の光と影を総括教育界を震撼した連邦報告書『危機に立つ国家』の出現からすでに4半世紀、日本を他山の石とし、教育のナショナル・スタンダード化をひたすら追求してきた米国は、今オバマ大統領の登場とともに新たな変化の時代を迎えようとしている。この時にあたり、米国スタンダード教育改革の企てを、それが必然的にもたらす問題点とともに総括し、今後の在るべき変化を展望する。
タイトル | アメリカの現代教育改革 |
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サブタイトル | スタンダードとアカウンタビリティの光と影 |
刊行日 | 2010年1月1日 |
著者 | 松尾知明著 |
定価 | 2700+税) |
ISBN | 978-4-88713-954-1 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
Ⅰ オバマ大統領の誕生とアメリカ教育改革のゆくえ
第1章 オバマ大統領の誕生と教育の転換期
第2章 スタンダードに基づく教育改革とは
Ⅱ 新しい教育システムをめざしたスタンダード教育改革
第3章 国家戦略としての教育改革
第4章 州レベルのスタンダード教育改革
第5章 バーモント州のスタンダード教育改革
第6章 オレゴン州のスタンダード教育改革
第7章 2000年の全米教育目標は達成されたのか
Ⅲ スタンダード教育改革の新たな展開と広がり
第8章 落ちこぼれをつくらないための初等中等教育法の成立
第9章 スタンダード教育改革の新たな展開1
第10章 スタンダード教育改革の新たな展開2
第11章 スタンダード教育改革の新たな展開3
第12章 スタンダード教育改革の新たな展開4
第13章 『危機に立つ国家』から25年
第14章 スタンダード教育改革と2 つの教育パラダイム
第15章 スタンダードに基づくこれからの教育のあり方
第16章 スタンダード教育改革から学ぶおわりにかえて─アメリカ教育はどこへ向かうのか
資 料
事項索引
人名索引
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