現代最先端の問題群に肉迫する本格的入門書グローバル化の進展の中、突発する新たな事態──それは世界に予期せぬ変動をもたらし、平和、戦争、民主主義、そして、経済、情報、環境等、あらゆる既成概念に見直しを迫る。この変貌を続ける世界を国際関係学はどう捉え、その体系性と総合性をいかに構築するか。現代の国際関係が孕む新たなアクチュアリティに、深化した理論の眼で挑むテキスト。
タイトル | エティック国際関係学 |
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刊行日 | 2011年3月1日 |
著者 | 奥田宏司・佐藤誠・原毅彦・文京洙 |
定価 | ¥2640+税) |
ISBN | 978-4-7989-0051-3 |
Cコード | 3011 |
ページ数 | 296 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はしがき
第1章 変わりゆく国際社会と国際関係学の課題(安藤 次男)
第2章 世界の資本主義体制の変遷(奥田 宏司)
第3章 「文化」とは何だろう(原 毅彦)
第4章 戦争と平和から見た国際関係(佐藤誠・西村智朗)
第5章 グローバル化時代の政府間関係(足立 研幾)
第6章 地球環境問題と国際関係(大島 堅一)
第7章 民主主義の民主化と越境する市民社会/社会運動(松下 冽)
第8章 移民、エスニシティ、多文化社会(南川 文里)
第9章 ヨーロッパの統合(益田実・星野郁)
第10章 情報とメディア (清本修身・岡田滋行)
第11章 近代工業化のあゆみと南北問題(森岡 真史)
第12章 世界の中の日本経済(高橋 伸彰)
第13章 国際社会のなかの日本と東アジア(文 京洙)
索 引
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