「オバマ再選」の分析に見るアメリカ政治の苦悩
従来多くの大統領の再選を阻んできた経済低迷の中、オバマは2012年選挙でなぜ勝ったのか、また共和党の下院支配という「分割政府」の下、その政策理念をどう推進してゆくのか――選挙の争点、メディアの役割、両党の選挙戦略、市民各層の投票行動等、本書の多面的分析から見えてくる、わが国にも大きく影響するアメリカ政治の実際と“オバマ後”の展開の可能性
タイトル | オバマ後のアメリカ政治 |
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サブタイトル | 2012年大統領選挙と分断された政治の行方 |
刊行日 | 2014年03月31日 |
著者 | 吉野孝・前嶋和弘 著 |
定価 | 2500+税) |
ISBN | 978-4-7989-1202-8 |
Cコード | 3031 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
プロローグ 吉野 孝
第1章 2012 年共和党大統領候補者指名の分析 今村 浩
第2章 2012 年選挙とメディア: 争点と新しい変化 前嶋 和弘
第3章 選挙アウトリーチと2012 年オバマ再選選挙 渡辺 将人
第4章 悪い経済状態にもかかわらずなぜオバマが勝ったのか: Waseda American Voter Survey2012 の分析 飯田 健
第5章 連邦議会指導部によるコミュニケーション戦略の発達と2012 年連邦議会選挙 松本 俊太
第6章 オバマ政権2期目の外交課題 高畑 昭男
第7章 評価と展望: 連邦政府の機能障害の克服と“オバマ後” のアメリカ政治 吉野 孝
エピローグ 吉野 孝
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