タイトル オバマ政権と過渡期のアメリカ社会
サブタイトル 選挙、政党、制度、メディア、対外援助
刊行日 2012年3月1日
著者 吉野孝・前嶋和弘編著 早稲田大学日米研究機構
定価 2400+税)
ISBN 978-4-7989-0095-7
Cコード 3031
ページ数 232
判型 A5
製本 並製

オバマ大統領が画期的成果と自賛した医療保健改革法の成立は、逆に、ティーパーティ運動の活発化はじめ反対勢力の結集を招き、中間選挙で大勝した共和党の勢いの前に、今やオバマの再選さえ危ぶまれている。この現状の下、中間選挙での選挙運動と投票行動、共和党指導者の活動、選挙制度の問題、対外援助政策等、2012年大統領選挙を焦点に、日本で報道不十分な実態も含め的確に分析した、オバマ政権と現代アメリカ政治考察第三弾。

プロローグ 吉野 孝
第1章 2010年中間選挙におけるティーパーティのインパクト:集計・個人レベルデータを用いた実証分析 飯田 健
第2章 連邦下院共和党指導部:組織化,戦略,活動 吉野 孝
第3章 グラスルーツ・ポリティックス:アイオワ州アウトリーチ戦略とティーパーティ運動 渡辺将人
第4章 複合メディア時代の政治コミュニケーション:メディアの分極化とソーシャルメディアの台頭で変わる選挙戦術 前嶋和弘
第5章 2010年の連邦下院議席配分と選挙区区割り見直し作業:2012年以降の選挙に与える影響 上田路子
第6章 選挙制度と大統領選挙人制度:現状と問題点 今村 浩
第7章 オバマ外交の今後:「開発力」から見た対話・協調路線 小川裕子
第8章 評価と展望:中間選挙後の政治動向と2012年の連邦公職選挙に向けて 吉野 孝エピローグ 吉野 孝

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