新たな実践型カリキュラムへの絶好のガイドブック
現実を反暎したストーリーが提供され、学習者は登場人物として場面ごとの課題に応答する――こうした疑似体験により学習者の実践能力向上を目指すのがストーリー中心型カリキュラム(SSC)であり、今後多くの実践的学習での活用が予想される。本書は、熊本大学大学院の社会人学生対象のSSCを実例に、ストーリーの学習からその企画・開発へと導く詳細な紙上体験をはじめ、理論から実践までSSCを包括的に学ぶことができる、絶好のガイドブックである。
タイトル | ストーリー中心型カリキュラムの理論と実践 |
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サブタイトル | オンライン大学院の挑戦とその舞台裏 |
刊行日 | 2014年03月31日 |
著者 | 根本淳子・鈴木克明 編 |
定価 | 3400+税) |
ISBN | 978-4-7989-1228-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 256 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
第1 部 オリジナルSCC 作成を目指して
第1 章 SCC とは何か
第2 章 熊本大学SCC 紙上体験(1)入学前オリエンテーション
第3 章 熊本大学SCC 紙上体験(2)前期:MTM 社中途入社の差
第4 章 熊本大学SCC 紙上体験(3)後期:e ラーニング推進機構インターンの巻
第5 章 SCC 導入の波及効果
第6 章 オリジナルSCC企画書を作ろう
第2 部 熊本大学SCC の舞台裏
第7 章 熊本大学SCC の全体設計の舞台裏
第8 章 e ラーニングシステムの舞台裏
第9 章 運用の舞台裏を支えるSCC チーム
第3 部 ストーリーをめぐる研究
第10 章 ストーリーを活用した研究の動向
第11 章 ストーリーを活用した学習設計支援
第12 章 デザイン研究手法を用いた実践研究
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