新たなコメニウス像を伝える生涯学習論
コメニウスは、体系的教育書『大教授学』や絵入り学習書『世界図絵』等により、教育学史上すでに著名な人物である。しかし三十年戦争の渦中ヨーロッパを転々としながら、広い分野の社会改革をめざした、百科全書的大学者としての全貌は、必ずしも周知とは言えない。 20世紀になって発見された未公刊の原稿『人間についての熟議』は、新たなコメニウス像を伝える七部構成の大著であり、その第四部をなす『パンパイデイア』はいわば先駆的生涯学習論として貴重である。
タイトル | パンパイデイア |
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サブタイトル | 生涯にわたる教育の改善 |
刊行日 | 2015年01月26日 |
著者 | J.A.コメニウス著 太田光一訳 |
定価 | ¥6380(本体¥5800+税) |
ISBN | 978-4-7989-1282-0 |
Cコード | 3310 |
ページ数 | 456 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
訳者はしがき/凡例/訳者解説
第一章 パンパイデイアとはどういう意味か
第二章 すべての人が
第三章 すべての事を
第四章 すべての面にわたって教育される
第五章 普遍的学校
第六章 普遍的書物
第七章 普遍的教師
第八章 誕生期の学校
第九章 幼児期の学校
第十章 児童期の学校
第十一章 青年期の学校
第十二章 若年期の学校
第十三章 壮年期の学校
第十四章 老年期の学校
第十五章 死の学校
第十六章 終 章
あとがき
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