教養教育の汎用的モデル創造―北大方式64年の軌跡
「一般教育」から全人教育としての「全学教育」へ――戦後いち早く1947年以来、「エクセレンスの共有」を目指し推進されてきた北大の「全学教育運動」は、カリキュラムの今日性と授業のアクティブラーニング化と相まって、わが国学士課程教育の汎用性ある先駆的モデルとなった。その軌跡のすべてを活写した本書は、企画開始から10年、改革を進める全国の大学に多くの示唆を与える労作である。
タイトル | 北大教養教育のすべて |
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サブタイトル | エクセレンスの共有を目指して |
刊行日 | 2016年06月15日 |
著者 | 小笠原正明・安藤厚・細川敏幸 編著 |
定価 | ¥2640(本体¥2400+税) |
ISBN | 978-4-7989-1367-4 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 272 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
主要目次
第 1編 北大方式の教養教育
第 1章 北大方式の成立
第 2章 全学教育の出発
第 2編 コアカリキュラムと新しい外国語・自然科学教育
第 3章 「進化するコアカリキュラム」から平成 18年度新教育課程へ
第 4章 一般教育演習と論文指導
第 5章 体験型の一般教育演習
第 6章 地域連携型の芸術教育
第 7章 外国語教育の改革
第 8章 自然科学教育の刷新
第 3編 総合入試制度と新しい教育支援システム
第 9章 入学者選抜制度の改革
第 10章 進化する教育研修
第 11章 新しい教育支援システムの整備
第 4編 結び
第 12章 高等教育推進機構の機能と活動
第 13章 総合的学士課程への展望
参考文献・資料・年表
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