場当たり的改革から原理原則を踏まえた改革へ1993年、大学設置基準の大綱化を柱とする改革以来、毎年のように提唱・実行され今日に至っている大学改革──それは浮動的な世論と財政優先の国家政策に追われ大学存立の基底条件をなす原理原則を顧みることなく実施されているだけで、そのような場当たり的施策が、真の改革を推進しないのは言うまでもない。グローバル化の中、いま求められる改革とは何か。本書が説く、大学の本質に根ざし原理原則に立つ改革こそ、まさに今日必須の課題だ。
タイトル | 原理原則を踏まえた大学改革を |
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サブタイトル | 場当たり策からの脱却こそグローバル化の条件 |
刊行日 | 2013年01月01日 |
著者 | 舘昭著 |
定価 | 2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-0154-1 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 224 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
第一章 岐路に立つ大学改革の課題
第二章 「研究」を組み込んでこそ大学での学び
第三章 「国際標準教育分類」の対象と構成について
第四章 クオリフィケーションズ・フレームワーク(QF)の世界的な展開と質保証
第五章 入試からアドミッションへ
第六章 教養からリベラル・アーツへ
第七章 短大からコニュニティ・カレッジへ
第八章 「大学職員論」
第九章 法科大学院認証評価制度の意義と課題
第十章 プロフェッショナル・スクールの創造としての法科大学院
第十一章 学年制と秋季入学を考える
第十二章 大学関係語彙を吟味する
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