タイトル 国際刑事裁判所 第二版
サブタイトル 最も重要な国際犯罪を裁く
刊行日 2014年09月09日
著者 村瀬信也・洪 恵子
定価 4200+税)
ISBN 978-4-7989-1256-1
Cコード 3032
ページ数 416
判型 A5
製本 上製

国際的残虐行為の根絶を目指す国際刑事裁判所の全てを、
2010年検討会議後の展開を踏まえ詳述・再編した最新版
おぞましい残虐行為を引き起こす「最も重大な犯罪」―集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪に人類はどう立ち向かうか。その期待と重責を担う国際刑事裁判所の全てを、これまでの実行、日本加盟の経緯と役割とともに、さらに本格的な活動を導くカンパラ検討会議での重要な改正を踏まえ、その意義、機能、法的問題点等、包括的に分析・詳述した、最新第二版。

第1章 国際刑事裁判権の意義と問題 古谷修一
第2章 ICCにおける管轄権の構造 洪 恵子
第3章 ICCの事項的管轄権の対象
 1 集団殺害犯罪―ジェノサイド罪 稲角光恵
 2 人道に対する犯罪 坂本一也
 3 戦争犯罪―犯罪構成要件文書を中心に 真 山全
 4 侵略犯罪 新井 京
第4章 ICCの刑事手続の特質 髙山佳奈子
第5章 ICCに対する国家の協力 村井伸行
第6章 ICC における被害者の地位 東澤 靖
第7章 被害者信託基金とその活動 野口元郎
第8章 日本と国際刑事裁判所 正木 靖
あとがき ―国際刑事裁判の難しさ 村瀬信也

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