研究者の新たなモチベーションを喚起する貴重な論集
故園田恭一氏の半世紀を超える研究は本書の示す通り、地域社会学・保健社会学・地域福祉学など多岐にわたるが、目指すところは常に関連分野の総合化と体系化にあり、『社会的健康論』はその志向の集大成と言えよう。同氏はこの間多くの研究者と共同研究し後進研究者を育成されたが、2010年、急逝された。同氏の生前を偲び、先輩・同輩・後輩の研究者が全国から寄せたエッセイ・論文を編纂した本書は、園田氏の研究の軌跡と全体像を浮き彫りにするとともに、研究を志す者の新たなモチベーションを喚起する貴重な論集である。
タイトル | 園田保健社会学の形成と展開 |
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刊行日 | 2013年09月01日 |
著者 | 山手茂・米林喜男・須田木綿子 |
定価 | 3600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1187-8 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 316 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
園田先生の研究・教育業績の概観
第一部 研究・教育活動の回想
一 地域社会学から保健社会学へ
二 保健社会学から社会福祉学へ
三 出版関係
第二部 園田先生の指導と共同研究
論 文
エッセイ
園田先生の研究・教育業績年表
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