授業外活動参加が示す顕著な学習・成長効果大学生学習論の胎動
今日、関心が焦点化しつつある学生の「学びと成長」というテーマに対して、本書の視点は、大学の授業での学びとサークル活動・ボランティア活動等の授業外活動での学びを総合した学習ダイナミクスにある。授業外活動参加学生に関する詳細な調査に基づき、こうした授業内外の実践の重層的・複合的な体験が「学びと成長」にもたらす顕著な効果を明示した本書は、まさに今後の大学教育を考える上で見逃すことのできない、ユニークな研究である。
タイトル | 大学生の学習ダイナミクス |
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サブタイトル | 授業内外のラーニング・ブリッジング |
刊行日 | 2014年03月31日 |
著者 | 河井享著 |
定価 | 4500+税) |
ISBN | 978-4-7989-1224-0 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 312 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
第1章 学生の学びと成長に関する厚い背景―本書の研究の問題と目的
第2章 WAVOC教育実践の特徴とそこに参加する学生の学習の特徴―教育実践調査研究①
第3章 WAVOC教育実践(プレゼン・コンテスト)における授業外の活動と学習―教育実践調査研究②
第4章 WAVOC教育実践に参加する学生の授業/授業外にわたる学習ダイナミクス―教育実践調査研究③
第5章 ラーニング・ブリッジングの理論的位置づけ
第6章 WAVOC教育実践における実践コミュニティとそこに足場を置いた
ラーニング・ブリッジング―教育実践調査研究④
第7章 実践コミュニティとそこに足場を置いたラーニング・ブリッジング―全国調査研究
第8章 結論
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