新教育基本法下改革に関わる諸問題・諸矛盾教育基本法の改定に基づく制度変革は、教員免許更新制の導入はじめ新たな義務を教員に課している。この新自由主義を底流とする行政による要求と、今日教育現場に見る教員のニーズの間に横たわる諸問題・諸矛盾を、教員養成問題と対地域社会問題の2部構成、7論稿により追究した本書は、かねてから「教員養成学研究開発センター」及び「生涯学習教育研究センター」を中心に独自の研究を行ってきた弘前大学の執筆陣による労作である。
タイトル | 学校・教員と地域社会 |
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刊行日 | 2012年3月1日 |
著者 | 大坪正一・平田淳・福島裕敏編 |
定価 | 2700+税) |
ISBN | 978-4-7989-0104-6 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 208 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
第1部 教員と教員政策
1 現代教員養成改革下の弘前大学教育学部における教員養成(福島裕敏)
2 シュタイナーの教員養成論と《芸術による覚醒》(遠藤孝夫)
3 カナダ・オンタリオ州における教員管理政策の変容(平田 淳)
第2部 教育と地域社会
4 教育実践研究と地域(大坪正一)
5 平成10年代の学校教育の動向と社会教育行政の変質(佐藤三三)
6 子どもたちは学校外で何を学ぶのか(深作拓郎)
7 生涯学習を拓く大学での学び(藤田昇治)
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