教育現象の普遍的共通性に着目した独創的巨人
戦後日本の大学において「教育社会学」の学術コミュニティ形成に尽力した新堀通也は、日本社会の教育現象を俯瞰する教育地図を描き続けた。「学歴」「学閥」「知日家」「生涯学習」「学生運動」「見て見ぬふり」「殺し文句」「病理」「臨床」など、マクロ、ミクロの両面から、教育における普遍的共通性に着目して、多岐にわたる独創的な業績を残した。100年に一度ともいえる逸材的役割を果たした人である。
タイトル | 新堀通也、その仕事 |
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刊行日 | 2015年6月20日 |
著者 | 新堀通也先生追悼集刊行委員会編 |
定価 | ¥3960(本体¥3600+税) |
ISBN | 978-4-7989-1291-2 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 296 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
一 略年譜・主要著作目録
二 新堀通也、その仕事
1.教育社会学者としての歩み
2.愛に生きた人の肖像
3.ルソー研究・デュルケーム研究・教育社会学
4.大学論とアカデミック・プロフェッションの社会学
5.学生運動の社会学
6.教育病理と教育風土の社会学
7.教育比較の社会学
三 追悼のなかの新堀先生
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