中世ヨーロッパがつくりあげた〈愛と悲しみ〉の豊かな形象世界。涙と眼のモチーフをめぐり、紋章、絵画、抒情詩、物語等、多彩に織りなされる形象とその含意を通じ、免れることのできぬ人生の有為転変のなか、ひとが「泣くこと」の意味を問う。
タイトル | 涙と眼の文化史 |
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サブタイトル | 中世ヨーロッパの標章と恋愛思想 |
刊行日 | 2012年08月01日 |
著者 | 徳井淑子著 |
定価 | 3600+税) |
ISBN | 978-4-7989-0137-4 |
Cコード | 3070 |
ページ数 | 294 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
口 絵
序 章
第Ⅰ章 涙のドゥヴィーズ
第Ⅱ章 武芸試合と涙滴文
第Ⅲ章 愛の文様
第Ⅳ章 抒情詩と涙のレトリック
第Ⅴ章 心と眼の形象化
終 章 文様のその後
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