世界的に有名な自由ヴァルドルフ(シュタイナー)学校の演劇教育を、ウィーンで受けた自らの演劇教育をも踏まえて、理論と実践の両面から体系的に究明した画期的な労作。演劇が子どもの成長に作用する力は計り知れない。生きるエネルギーと活力の湧出。個性、創造力、表現力、思考力などの伸長。コミュニケーション能力、道徳性等の育成。本書は、欧米に比べ立ち遅れの目立つわが国の演劇教育界に、新風を吹き込む待望の書である。
タイトル | 演劇教育の理論と実践の研究 |
---|---|
サブタイトル | 自由ヴァルドルフ学校の演劇教育 |
刊行日 | 2011年2月1日 |
著者 | 広瀬綾子 |
定価 | ¥4180(本体¥3800+税) |
ISBN | 978-4-7989-0047-6 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 372 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 章 研究目的、先行研究および研究方法
第一章 ドイツの公・私立学校およびヴァルドルフ学校の演劇教育
第二章 ヴァルドルフ学校の演劇教育の基盤としての人智学的人間観
第三章 ヴァルドルフ教育における言語と演劇
第四章 ヴァルドルフ学校における演劇教育の理論と実践
結 章 演劇を指導できる教師の育成──ヴァルドルフ教員養成大学における演劇教育
引用・参考文献一覧
関連書籍