現場技術者の体験と意見:2000人調査から3.11の惨害に多くの科学技術界者、教育者は心を痛め、原子力ムラの体質、自然への無力さも見た。限定的な専門知では近未来に備えられない。統合的知性=知識人としての教養、事実直視・関係益排除の技術論理、換言すれば技術者の生涯学習が不可欠。2000人に及ぶ大卒・院修技術者の意見から、新たな技術教育と教養警世を方向づける実証的研究。
タイトル | 現代的教養II |
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サブタイトル | 技術者生涯学習の生成と展望 |
刊行日 | 2013年03月01日 |
著者 | 小林甫 |
定価 | 6800+税) |
ISBN | 978-4-7989-0131-2 |
Cコード | 3336 |
ページ数 | 480 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序文Ⅱ 高度経済成長期以降における大学工学教育の改革:その大要
第4章 分析4:大卒技術者の「学び」の構造と大学への要求―A大学工学系卒業生への追跡調査結果の分析
あとがきに代えて:東日本大震災と地域教育社会学・生涯学習研究の課題―寒冷化と地震・津波の時代、原発震災と政治人災の転換
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