タイトル 福島原発の真実 このままでは永遠に収束しない。
サブタイトル まだ遅くない─原子炉を「冷温密封」する!
刊行日 2013年03月01日
著者 村上誠一郎+原発対策国民会議
定価 2000+税)
ISBN 978-4-7989-0115-2
Cコード 0031
ページ数 384
判型 四六
製本 並製

事故現場の恐るべき現状と収束への緊急提案●溶融した核燃料の行方は未だ確認されていない。●続行されている循環冷却はそのため的確な効果がなく、大量の高濃度汚染水を増やし続けている。 ●破損の可能性が強い格納容器からは当然汚染水が漏出し続ける。●政府発表の工程表は作文にすぎず、このままでは事故は永遠に収束しない!──専 門研究者を講師に、5回にわたって開かれた原発対策国民会議が示した戦慄の現場状況と、著者らが議員立法をめざす収束のための具体的提案。

はじめに
序 章 このままではダメだ―危険な現状の認識と新しい方策の提案
 第一章 後手後手に回った対応と汚染水のジレンマ―衆議院決算行政監視委員会(四月二七日)
 第二章 成功率は〇・一%以下。対策の切り替えが必要―第一回原発対策国民会議(四月二〇日)
 第三章 循環冷却への危惧と放射線の認識―第二回原発対策国民会議(二〇一一年五月一八日)
 第四章 「事故対応の早期収束のための具体案」―政治の決断を!この悲劇を未来が見えるプラスの方向に変える戦略が必要 第三回原発対策国民会議(二〇一一年六月八日)
 第五章 事故収束の終着点と被災地の放射能汚染の現実―第四回原発対策国民会議(二〇一一年七月六日)
 第六章 内部被曝および「測定」「除染」について―第五回原発対策国民会議(二〇一二年一月二五日)
 第七章 なぜ、収束に向かわないのか! 冷温停止はまやかしである―第一七九回国会 衆議院予算委員会(平成二三年一一月八日)
 第八章 原発事故と危機管理―政治は誰がやっても同じだと言うのはウソである
あとがき
【原発参考文献】

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