特集 東日本大震災と福祉社会の課題―〈交響〉と〈公共〉の臨界
タイトル | 福祉社会学研究9 |
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刊行日 | 2012年05月01日 |
著者 | 福祉社会学会編 |
定価 | 1905+税) |
ISBN | 978-4-7989-0128-2 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 216 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
特集 東日本大震災と福祉社会の課題―〈交響〉と〈公共〉の臨界
特集のねらい:〈交響〉と〈公共〉の臨界(岡部耕典)
〈災害時経済〉とモラル・エコノミー試論(似田貝香門)
セーフティネット構造と震災対策の課題──制度の隙間に焦点をあてて(鎮目真人)
キャッシュ・フォー・ワークとワークフェア(小林勇人)
東日本大震災と男女共同参画──「人間の復興」に向けて(下夷美幸)
後ろに付いて拾っていくこと+すこし──震災と障害者病者関連・中間報告(立岩真也)
二つの震災と市民セクターの再編──3.11被災者支援に刻まれた「統治の転換」の影をめぐって(仁平典宏)
◆自由論文
医療の論理が認知症ケアにもたらすもの──あるデイサービスの試みを事例にした探索的研究(井口高志)
ひろば型子育て支援における「当事者性」と「専門性」──対称性を確保するための非対称な工夫(松木洋人)
◆書 評
中嶋和夫監修 尹靖水・近藤理恵編著『多様な家族時代における新しい福祉モデルの国際比較研究』(和泉広恵)
佐藤恵『自立と支援の社会学』(土屋 葉)「支援」編集委員会編 『支援』Vol.1(天田城介)白波瀬佐和子『生き方の不平等』(熊本理抄)
須田木綿子『対人サービスの民営化』(山下順子)
仁平典宏『「ボランティア」の誕生と終焉』(平野寛弥)
松繁卓哉『「患者中心の医療」という言説』(金子雅彦)
松村直道『介護予防支援と福祉コミュニティ』(金 貞任)
山田昌弘編著『「婚活」現象の社会学』(益田 仁)