大学院での最良の学び方を指南する日本で最初の社会人のための社会学・社会福祉系夜間大学院を開設した東洋大学で、大学院生の指導にあたってきた教員たちが、更なるステップアップをめざす社会人が抱える多様な問題の対処法から具体的な論文執筆方法まで詳説する本書は、現役院生ばかりでなく大学院進学をめざす人、必読の書である。
タイトル | 経験と知の再構成 |
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サブタイトル | 社会人のための社会科学系大学院のススメ |
刊行日 | 2011年3月1日 |
著者 | 東洋大学福祉社会システム専攻出版委員会 |
定価 | ¥1540(本体¥1400+税) |
ISBN | 978-4-7989-0057-5 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 168 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
はしがき
第1部 社会人のための大学院入門
Ⅰ 「研究」についての認識を新たにする(井上 治代)
Ⅱ 社会人の大学院生活(須田木綿子)
Ⅲ 大学院における授業(西澤 晃彦)
Ⅳ 社会的事実とは何か(紀 葉子)
第2部 いかに研究するか
Ⅰ 論文の基本構造(須田木綿子)
Ⅱ 論文の作法(須田木綿子)
Ⅲ 先行研究等の集め方、読み方(藤林 慶子)
Ⅳ 「現場」と大学院の往還──当事者は研究者にいかになるのか(西澤 晃彦)
Ⅴ 社会調査は嘘をつく(紀 葉子)
Ⅵ 調査・研究の倫理(高山 直樹)
終 章 社会経験を通じて鍛えられる知(松本 誠一)
付 録 指導教員とのコミュニケーションと指導の受け方(藤林 慶子)
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