「自己」という恒常的な特異点哲学は森羅万象に目を向けながらも〈自己という問題系〉につねに立ち帰る。人間は自己を問い他者を気にかける動物である。第Ⅴ巻の議論はこの「自己」をめぐって展開される。
タイトル | 自己 |
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刊行日 | 2010年11月1日 |
著者 | 松永澄夫・浅田淳一編 |
定価 | 3200+税) |
ISBN | 978-4-7989-0023-0 |
Cコード | 1010 |
ページ数 | 312 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
総 序 叢書『哲学への誘い―新しい形を求めて』(松永澄夫)
序 論 在ることと為すこと(松永澄夫)
第1章 意 識(川﨑惣一)
第2章 欲 望(浅田淳一)
第3章 自由・意志・感情(大西克智)
第4章 呼びかけられる私、呼びかける私(古荘真敬)
第5章 世界の中で驚くこと(下野正俊)
第6章 人の傍らで(下村英視)
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