有用性本位の教育を超え生の本態を問う思考へ。充実の論考と実践報告。
タイトル | 関係性をめぐって |
---|---|
刊行日 | 2011年7月1日 |
著者 | 臨床教育人間学会編 |
定価 | 2000+税) |
ISBN | 978-4-7989-0072-8 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 176 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
巻頭言──関係性の忘却へと誘う社会の現状に抗して(越智康詞)
1 子どもが物語るということ──五歳児の手作り絵本を中心に(村中李以)
2 無頼的であることをめぐって──寺山修二にみる教育的意義の端緒(上坂保仁)
3 攻撃性痴漢訓練(ART)を考える(藤野京子)
4 「自己形成空間」としての少年鑑別所──〈教えない─学ぶ〉関係としての観護から(山内啓路)
5 教育的承認の多層性──愛の関係と法の関係のあいだ(藤井佳世)
6 述語論理とケア──「かけがえのなさ」の考察(川久保学)
実践報告
知的障碍をもつ子どもの「葛藤」を援助するということ(栗山宣夫)
関連書籍