タイトル 入門経済学
サブタイトル 経世済民に向けて
刊行日 2022年10月
著者 仲島陽一 著
定価 ¥2750(本体¥2500+税)
ISBN 978-4-7989-1772-6
Cコード 3031
ページ数 296
判型 四六
製本 並製

「失われた30年」からわれわれは何を学ぶべきか?
バブル崩壊から30年が経った今でも、わが国の経済不況には歯止めがかからない。
今こそ、「儲け」を目的とした市場主義的な経済のあり方を脱却し、「世を治め、民の苦しみを救う」経世済民の思想に立ち返る必要がある――。
経済の基礎知識や諸理論を網羅的にわかりやすく解説するとともに、戦後の日本社会および文化・芸能などに関わる経済史についての記述もユニークな入門書!

はじめに
第一部 経済の基礎理論
第一章 経済一般
第二章 商品経済
第三章 資本主義経済
第四章 金融と独占
第五章 市場経済と国家
補論エッセイ1 探しものはなんですか―経済と倫理

第二部 戦後日本国民の歩みと経済
はしがき
第一章 終戦と国民
第二章 戦後改革と国民
第三章 復興と講和
第四章 高度経済成長
第五章 中間考察:戦後日本の転換期
第六章 バブルの時代
第七章 平成不況と格差景気の時代
補論エッセイ2 お札の顔新旧―経済と歴史

第三部 現代の経済思潮と世界
第一章 社会主義
第二章 ファシズム
第三章 修正資本主義
第四章 新自由主義
補論エッセイ3 人間に未来はあるか?―経済と政治

第四部 書物から
補章一 佐和隆光氏の三著を読む
補章二 池上彰氏の『高校生からわかる「資本論」』を読む

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