私たちの「生」を取り巻く意味世界に、横断的に広がり関わる哲学の有りようを描いた見取り図。
人が生きることにとって、哲学はどう「役に立つ」だろうか?多くの人々がこれに似た疑問を感じたことがあるかもしれない。本書は、多様な人間の生き方の根源にある、個/集団/社会/物同士をつなぐ抽象構造および関係性についての哲学的思索を通して、この問いへの解答を試みる。個々人が送る多様な「生」を取り巻く意味世界における哲学の有りようと意義を解説した案内書。
タイトル | 生きること、そして哲学すること |
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刊行日 | 2022年10月 |
著者 | 松永澄夫 |
定価 | ¥2970(本体¥2700+税) |
ISBN | 978-4-7989-1792-4 |
Cコード | 1010 |
ページ数 | 326 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
序
第1章 意味世界を生きる
第2章 物的なものと人――文化の誕生――
第3章 人を捉える
第4章 物の所有と労働
第5章 人間集団と個人
第6章 社会の中の個人
結 び 生きることにおける哲学の位置
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