化学兵器使用をめぐる国際法の展開、その意義と限界を分かりやすく解説した国際法・外交ブックレット第4弾!
1997年に発効した化学兵器禁止条約(CWC)は、現在締約国193を数え、世界人口の98%をカバーする高い普遍性と実効性を持った条約である。
しかし近年、シリア内戦をはじめ、個人を標的としたテロ事件でも化学兵器が度々使用されてきた。そして現在、ロシアによるウクライナ侵攻との関係で、化学兵器の使用が懸念されており、その脅威はなお厳然としてある――。
本ブックレットでは、化学兵器使用に対する国際法による規制の歴史的展開を辿りつつ、特にシリア内戦でその重要性が顕在化した化学兵器の内戦における使用の規制、化学兵器の「使用者」を特定するための制度を分かりやすく解説!
シリーズ | 国際法・外交ブックレット④ |
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タイトル | 化学兵器の使用と国際法 |
サブタイトル | シリアをめぐって |
刊行日 | 2022年8月31日 |
著者 | 浅田正彦 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1794-8 |
Cコード | 0332 |
ページ数 | 136 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はしがき
Ⅰ.化学兵器の使用禁止
Ⅱ.化学兵器の使用者特定制度
あとがき
資料 関連条約規定(1化学兵器禁止条約(抜粋)/2国際刑事裁判所規程(抜粋))
索引/略語表/図表一覧
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