戦後アメリカの激動の時代に生まれ育まれた「開かれた教育」の歴史的諸相!
1960 年代から1990 年代頃のアメリカを舞台に、ダイナミックに展開されたオープン・エデュケーション。その知られざる歴史の系譜を明るみに出す本書は、未来のアメリカないしわが国の、新たな教育改革の糧ともなる。オープン・エデュケーションの本流を創出した5 名の進歩主義教育者、そして彼/彼女らが創設した中核的ネットワーク「ノースダコタ評価研究グループ」を取り上げ、希少な一次史資料に基づいた検証を行う――
タイトル | オープン・エデュケーションの本流 |
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サブタイトル | ノースダコタ・グループとその周辺 |
刊行日 | 2023年3月 |
著者 | 橘髙 佳恵 |
定価 | 税込3960円(本体3600 円+税) |
ISBN | ISBN 978-4-7989-1810-5 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 230 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 文―本書の意義と背景― (佐藤学)
はしがき
凡 例
序 章 主題と方法
第1章 1960 年代から1990 年代における進歩主義教育の展開
第2章 文化剥奪論を越えて
第3章 子どもの作品と姿に学ぶ
第4章 進歩主義教育者のネットワーク
第5章 新たな公教育制度の試み
終 章 結論と残された課題
参考文献/あとがき/初出一覧
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