視覚イメージと言語を相互作用させる美術鑑賞学習が培う、新時代の能力形成!
知識詰め込み型の学習から脱却し、そして主体的に学び柔軟な思考から物事を捉える能力育成が教育界に求められるようになって久しい。人間の持つ多様な個性や想像力、表現力の結晶とも言える美術作品を通した探究が、こうした能力を身につけるための重要な学びとして注目されている―。美術作品や作家についての知識の学習を超えて、視覚イメージの言語化プロセスで思考を可視化し深めるための新たな美術鑑賞教育の方法論を提案する一冊。
タイトル | 美術鑑賞学習における思考の可視化と深化 |
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刊行日 | 2023年1月26日 |
著者 | 石崎 和宏・王 文純 |
定価 | 税込4730円(本体4300 円+税) |
ISBN | 978-4-7989-1817-4 |
Cコード | C3037 |
ページ数 | 296 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
序 章 研究の目的と方法
第1 章 新しい能力観と美術鑑賞学習
第2 章 美術鑑賞における熟達化と思考の深化
第3 章 美術鑑賞における思考の可視化方略
第4 章 協働的な活動を通した美術鑑賞での思考の可視化
第5 章 美術鑑賞学習における視覚イメージと言語の相互作用
第6 章 意味生成のための美術鑑賞学習
終 章 研究の成果と課題
参考文献/あとがき/事項索引/人名索引
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