投資仲裁でも商事仲裁でもない経済に関する国際仲裁の奥深い世界を見てみよう。
金融・租税・建設・インフラ運営に関する国際仲裁、私人対国際機関の国際仲裁、イラン米国請求権裁判所といった「非典型」国際仲裁の実例を通じて、多様な紛争に対応できる国際仲裁の有用性が本書によって体感できよう。
シリーズ | 国際法・外交ブックレット③ |
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タイトル | もう一つの国際仲裁 |
刊行日 | 2020年7月05日 |
著者 | 浅田正彦(同志社大学教授・京都大学名誉教授)・中谷和弘(東京大学大学院教授) 監修 中谷和弘 著 |
定価 | ¥1100(本体¥1000+税) |
ISBN | 978-4-7989-1789-4 |
Cコード | 0332 |
ページ数 | 144 |
判型 | A5 |
製本 | 並製 |
はじめに
序 国際仲裁におけるメジャーとマイナー
A.イタリア・コスタリカ借款事件
B.マレーシア・シンガポール鉄道用地事件
C.在モスクワ米国大使館建設事件
D.ユーロトンネル事件
E.国際決済銀行事件
F.イラン米国請求権裁判所の概要
G.イラン米国請求権裁判所における契約(不
可抗力、履行不能、事情変更)問題及び通貨
問題
おわりに
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