ホームレス、脱法ハウス、ネカフェ難民、車上生活者――「居住困窮」に人々はいかにして陥るのか、その救済方法は?
ホームレスをはじめとした「居住困窮」の問題が昨今、より多様化・複雑化している。その背景には、居住に関わる政策が未だに「就労自立」や保証人制度など旧来の前提に依存していることがある。
安心して生活を営むことのできる「住まい」を確保する居住福祉の実現のために、政府そして我々は何ができるだろうか。失業、不安定雇用、家庭内環境、自然災害、傷病、そしてコロナ渦――
「居住困窮」に陥った様々なケース分析を行い、そのメカニズムを明らかにすることで、居住福祉の実現のための具体的な政策を提案した実証的研究の力作!
タイトル | 居住困窮の創出過程と居住福祉 |
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刊行日 | 2022年3月29日 |
著者 | 岡本祥浩 |
定価 | 定価¥5940(本体¥5400+税) |
ISBN | 978-4-7989-1764-1 |
Cコード | 3036 |
ページ数 | 280 |
判型 | A5 |
製本 | 上製 |
はじめに
第1 章 居住困窮の実態
第2 章 居住困窮の仕組み
第3 章 輻輳する居住困窮の要因
第4 章 ライフステージと居住困窮
第5 章 ライフコース上の居住リスクと引き金
第6 章 居住支援と大家の役割
付 録 付録1:愛知における外国人の居住福祉問題/
付録2:住宅団地と外国人居住―愛知県知立団地を例として
おわりに
参考文献
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