タイトル 「帝国」の国際政治学
サブタイトル 冷戦後の国際システムとアメリカ
刊行日 2007年06月30日
著者 山本吉宣 著
定価 4700+税)
ISBN 978-4-88713-705-2
Cコード 3031
ページ数 456
判型 A5
製本 上製

国際システムの本質を追究!

アメリカを「帝国」、世界全体を「帝国システム」とみなし、アメリカの世界統御の構造を体系的に実証する。わが国に紹介されていない多様で豊富なネオコン等の資料をもとに、アメリカの政治学者・政治家の主張を詳細に論じ、「アメリカ帝国」をめぐる国際関係の実態を明晰に分析した労作。国際政治理論と国際政治力学の理解、日本の今後の国際戦略を考察する上で甚大な示唆を与える。

第1部 冷戦後アメリカの国際政治理論と思想の展開
 第1章 冷戦後アメリカの国際政治理論の展開
 第2章 ネオコンの思想と行動――国際政治の観点から
 第3章 階層の国際政治学
第2部 帝国システムの理論的基礎
 第4章 影響力関係と国家間関係の類型――帝国システムの定義に向けて
 第5章 帝国システム
 第6章 帝国システムにおける相互作用
 第7章 帝国システムの生成、発展、衰退、崩壊
 第8章 多帝国システム、競合帝国システム、単一帝国システム
第3部 アメリカの帝国システム――素描
 第9章 アメリカのインフォーマルの帝国システム
 第10章 冷戦後
 第11章 有志連合
第4部 結語
 第12章 帝国システムと国際システムの将来

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