ますます高まる社会的要請・批判と、培われてきた大学理念とのせめぎ合いの中、制度いじりの表面的な横並び改革に堕すことなく、大学がそれぞれの個性のもと再生へと歩む方途はどこに?経験と思想の宝庫である歴史を常に凝視しつつ、改革の中核課題=大学教育の在り方をめぐって、FD、評価、大学院、私学問題等、今日の焦点的問題群を縦横に論究。著者長年の研鑽と体験を凝集した時論集第4弾。
タイトル | 大学は歴史の思想で変わる |
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サブタイトル | FD・評価・私学 |
刊行日 | 2006年11月30日 |
著者 | 寺崎昌男 著 |
定価 | 2800+税) |
ISBN | 978-4-88713-723-0 |
Cコード | 3037 |
ページ数 | 456 |
判型 | 四六 |
製本 | 上製 |
1 FDと教職員そして自校教育
(FD再考;三たびFDを考える――日本的理解への批判的提言 ほか)
2 教育評価・研究評価
(日本の大学評価――批判的展望の試み;大学基準協会の歴史とわが国における大学評価の特質 ほか)
3 大学院と学位
(日本の大学院とその教育――現状・問題点・将来;日本の学位制度――小史の試み)
4 文書館
(大学アーカイブス――その意義と新しい役割;大学アーカイブス私見――九州大学大学史史料室に寄せて ほか)
5 存在としての私学、歴史としての私学
(私立大学――歴史が残した問題、今後の課題;戦前私学の位置と存在理由――立教の中で考える ほか)
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