制度化された家族観を超えて
多様かつ変容し続けるのが家族の歴史的実態だ。少子高齢社会の現実を見据え、通念を超えた新たな現代家族の創出をめざす。
タイトル | 家族のデザイン |
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刊行日 | 2008年01月30日 |
著者 | 小長谷有紀 編 |
定価 | 1800+税) |
ISBN | 978-4-88713-807-0 |
Cコード | 0330 |
ページ数 | 224 |
判型 | 四六 |
製本 | 並製 |
第一章 家族への冒険
一 「出生の秘密」とは何か
二 継子の描かれ方
三 「捨て子」をめぐる言説
四 日本の近世、韓国・朝鮮の場合
五 現代の表象
第二章 ポストモダンの出産と家族
一 社会の変貌――冷たい社会から熱い社会へ
二 リプロダクションの現在
三 出産の移り変わり――前近代からポストモダンまで
四 パラダイムの変換――産み方と家族
五 新しい家族の創造に向けて――自然/文化、そして人工
第三章 女性と家族――少子化のゆくえ(はじめに
一 女性の社会的地位とジェンダー・システム
二 わが国の少子化と女性の社会的地位
三 わが国の家庭内ジェンダー関係
四 仕事と家庭の両立への政策的支援
五 女性と家族から見た少子化のゆくえ
第四章 《座談会》家族のデザイン
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